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猫背の原因とは?

猫背は大きく分けると3つのタイプが存在しています。それぞれのタイプに猫背の原因があるので見ていくことにしましょう。あなたは一体どのタイプですか?

一般的に見られる猫背

まっすぐ立った時に、 頭が身体の中心よりも前方に傾いている猫背です。この猫背の原因は背中にある筋肉が弱くなっていることが考えられます。このままの姿勢を維持してしまうと余計に筋肉が弱くなってしまうのです。

骨盤前傾型猫背

これは、骨盤が過前湾していることが原因で猫背に見えてしまう形です。まっすぐ立った時に首だけ前に出てしまうんですね。腰が反っているため、腰痛になりやすいので注意が必要です。

骨盤後傾型猫背

これは骨盤が後傾していることが原因で起こる猫背です。一昔前に比べると、このタイプの猫背が増えてきている傾向にあります。このタイプの猫背は姿勢が悪くなるだけではなく、下っ腹が出やすい傾向にあるので、さらに見た目が悪くなるデメリットがあります。

猫背は筋トレで治せる!

猫背は日本人に特に多いと言われてます。実際に私たちの身の回りでも、猫背になっている人って結構多いと思いませんか?今、この記事を読んでいるそこのあなたも猫背で悩んでいるかもしれませんね。日本人特有だからといって諦める必要はありません。猫背はきちんと克服することができるのです。

そのために取り組む必要があるのは、ズバリ筋力トレーニング!猫背と筋トレって結びつきにくいですよね。どうして筋力トレーニングが必要なのかと言うと、正しい姿勢を維持するのに必要不可欠だからです。猫背の人は、身体をまっすぐにしてみた時に、かなり体力を使うのがわかると思います。

正しい姿勢というのはそれくらい筋肉が必要だということです。そこで今回は、猫背克服に向いている筋力トレーニングをいくつか紹介してみたいと思います。ハードなトレーニングをする必要はありません。簡単に行えるものばかりなので、毎日取り組んで猫背を改善するように頑張りましょう!

お尻を鍛える

まず一つ目に紹介する筋力トレーニングはお尻を鍛える方法です。お尻は猫背と関係ないと思うかもしれませんが、とんでもない!とっても重要な筋力なんですよ。猫背を克服するために背中をまっすぐにしようとすると、腰やお尻に自然と負荷がかかります。つまり、お尻の筋肉を鍛えるのは、しっかりした土台を作ることになるのです。それでは具体的なトレーニング方法を紹介しましょう。

1、 まずは立ったままの状態で、片足を前に出してください。可能な限りを大きく前に出すようにしましょう。

2、 前に出して片足を曲げて、後ろにあるもう片方の足の膝を床につけます。

3、この時にお尻を引くように意識してください。この時に前に差し出した片足はまっすぐ伸ばした状態にします。なお、上半身は、床と直角になるように、まっすぐ起こすことを意識してください。

4、 この状態のままで約10秒間キープしましょう。

5、 この動作を足を逆さにして左右交互に行います。だいたい5セット程度を毎日繰り返すのが理想的です

インナーマッスルを鍛える

次に紹介するのはインナーマッスルです。体幹を強くします。インナーマッスルを鍛える時に一番 意識したいのは腹横筋です。

1、まずは背筋をまっすぐ伸ばします。立っている状態でもいいですし、椅子に腰掛けている状態でも構いません。そして両手をお腹に当ててください。

2、 大きく深呼吸しましょう。この時に注意するのは口から息を吸うのではなく、鼻から息を吸い込むということです。そしてお腹が膨らむように深呼吸するように意識してみましょう。 つまり腹式呼吸をするということですね。

3、 今度は口から息をゆっくり吐きます。息を吐き出すのと同時にお腹もゆっくりへこませていきましょう。この時に、できるだけ長い時間をかけて吐き出すというのがポイントです。「細く長く」 という意識をしてみてください。

4、この動作を10回ぐらい繰り返すようにしましょう。「呼吸をしているだけ」と感じるかもしれませんが、しっかりとした腹式呼吸を意識していれば、意外と筋肉を利用していることが分かるはずです。大きく息を吸い込むことで背筋も自然と伸びますよね。筋肉と姿勢を意識して取り組むようにしてください。

注意点とまとめ

いかがでしたでしょうか?

簡単ではありますが、猫背改善に取り入れたい筋力トレーニングを紹介してみました。これらの筋力トレーニングは毎日コツコツ取り組むことが必要ですから、根気強くトライするようにしましょう。

また、注意しておきたいことは、私生活での姿勢にも注意を払うということです。 筋力トレーニングをしているからといって、姿勢の悪い私生活を送っているようでは意味がありません。歩いている時や座っている時にも正しい姿勢を意識するようにしてください。最初のうちはすぐに疲れてしまうでしょうから、出来る限りで構いません。

特に、デスクワークを行う割合が多い社会人は注意が必要です。コンピューターを操作している時は、ついつい前傾姿勢になってしまいますから、気をつけるようにしましょう。 食事をする時にも注意が必要ですね。日本人の場合、あまり背筋を伸ばして食事している場面は見かけないと思います。椅子に座っている場合はともかくとして、床に座って食事をとるときは、あぐらではなく正座をした方がいいでしょう。 その方が背筋を伸ばしやすいはずです。