話題の角栓パック!やり方からアフターケア、注意点まで徹底解説!
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角栓パックって何?
「毛穴パック」や「クレイパック」など、パックを使った角栓除去の方法を「角栓パック」と呼んでいます。
角栓とは、皮脂や古い角質が毛穴の中で混ざって固まったものを意味します。
通常の角質は、古くなると皮脂の分泌にともなって剥がれ落ちていきます。
しかし、ストレスや疲労などが原因で起こる体調不良により、お肌のターンオーバーが正常に機能しないことで、角質が剥がれ落ちずに毛穴に残ってしまう場合があります。
こうして古い角質が毛穴に残って毛穴の通路が狭くなると、本来は毛穴を通って分泌されるはずの皮脂がちゃんと外に排出されず、毛穴の中に詰まってしまいます。
そして毛穴をふさいでいる皮脂と角質が混ざり合って角栓になります。
角栓を放置したままにしていると、酸化によって毛穴に詰まった角栓が黒ずんでいき、女性を悩ませる「イチゴ鼻」の状態が生まれます。
また、角栓はニキビができる原因にもなります。
角栓パックは角栓や毛穴の汚れなどを除去することで、そうしたお肌のトラブルを未然に防ぐことを目的に使用されます。
角栓パックには種類がある!
角栓パックには、毛穴に詰まった角栓や汚れなどを剥がし取るシートタイプと、洗い落とすタイプの2種類があります。
通常の洗顔だけでは落としきれない皮脂や角質などをしっかりと取り除いたり、毛穴に詰まった角栓を除去することを目的に使用します。
シートタイプの角栓パックは、お肌に吸着力の高いシートを貼って乾燥したあとに剥がしとることで、一緒に角栓や汚れなどを大量に剥がしとる角栓ケアの方法です。
毛穴に詰まっている角栓や汚れなどを根こそぎ除去することで、毛穴の黒ずみを防いだりお肌を清潔に保つことができます。
洗い落とすタイプの角栓パックには、主に粘土層から採れる粘土を原料に作られたクレイパックが使用されます。
クレイパックは高い吸着性や吸収性を持っており、毛穴に詰まった角栓や汚れ、残留した化粧などを吸い込んでくれます。
また、殺菌作用や抗炎症作用を持っているため、毛穴の黒ずみを防ぐだけではなくてニキビを予防することもできます。
さらにお肌のターンオーバーを整える作用も持つため、角栓の発生を抑える効果があります。
パックの使い方
もっとも有名な角栓パックの方法が、シートタイプの毛穴パックを使用して角栓を剥がし取る方法です。
まず始めにに蒸しタオルやスチーマーなどを使用して毛穴を充分に開いておきます。
それから、シートを水で濡らすか洗顔を行うことによってお肌を湿らせます。
そしてシートを貼ってから10〜15分ほどが経過したあと、お肌に刺激を与えないように注意しながら乾燥したシートをゆっくりと剥がし取ります。
クレイパックを使用する場合は、シートタイプ同様にまず最初に蒸しタオルやスチーマーを使用して毛穴を開いておきます。
そして、角栓を除去したい部分にお肌が隠れる程度のクレイパックを塗っていき、5〜10分ほど経過して完全に乾燥してからクレイパックを洗い落とします。
その際は敏感な状態のお肌に刺激を与えないように、37度程度のぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。
また、クレイパックを塗るときは目元や口元などの敏感な箇所を避けるようにして、万が一塗った場所に不自然な刺激などを感じた場合は、すぐにクレイパックを洗い落としましょう。
アフターケアが大切
角栓パックを使用した場合は角栓を除去したあとのアフターケアが大切です。
角栓パックの使用後は事前にお肌を温めて毛穴を広げた上に毛穴に詰まっていた角栓を取り除いたことで、毛穴が大きく開いたままの状態にあります。
そのため、アフターケアをしないで放置するとすぐに皮脂や角質などが溜まっていき、新しい角栓が出来あがります。
そして開いた状態の毛穴には、除去前よりも大きな角栓ができる場合があります。
その大きな角栓が酸化して黒ずむことにより、イチゴ鼻の状態を生みだされます。
そのためアフターケアで大切なのは、角栓を除去したあとで開いた状態にある毛穴を速やかに閉じることです。
開いた毛穴を閉じるためには、お肌を冷やして毛穴を引き締めることが効果的です。
使用後の角栓パックを顔から取り去ったあとは、すぐに保冷剤や氷水による洗顔などを行って角栓パックを使用した箇所を冷やしましょう。
そしてどの角栓パックを使用した場合にも、角栓を除去したあとのお肌は潤いをなくしたり角質が剥がれて傷ついた状態にあります。
そのため、最後には化粧水や乳液などを使用して保湿ケアを行うことが大切です。
角栓パックの注意点
角栓パックの使用はお肌のターンオーバーに合わせたペースで行う必要があります。
角栓パックの使用頻度が多すぎると、古い角質の排出や皮脂分泌などの自然なサイクルが乱れてしまい、角栓ができやすいお肌になる危険性があります。
そして、剥がし取るタイプの角栓パックは強力な粘着力をもっているため、
角栓と共にお肌の潤いを保つために必要な皮脂や角質まで剥ぎ取ってしまう場合があります。
そうすると、お肌が外部からの刺激に対して弱く、乾燥しやすい状態になってしまいます。
さらに、角栓パックを使用しすぎると毛穴が大きくなる場合があります。
その結果、毛穴にできる角栓も大きくなるため、お肌のトラブルが悪化する可能性があります。
こうした理由から、角栓パックの使用は剥がし取るタイプなら月に1回程度、洗い落とすタイプなら2週間に1回程度が適切なペースとなります。
どんなに多くても、週に1回程度に抑えましょう。
また角栓パックを使用する前に運動や入浴を行うことは、パックを使用したあとでお肌に赤みや痒みが起きる場合があるので控えましょう。