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妻を嫌う夫が増えてる？

昨今は男性の草食化や女性の地位向上により、自分の意見をあまり強く言えないような男性が増え、また自分の意見をはっきりと主張する女性が増えています。女性は男性の言う事を聞くべき、男性の三歩後ろを歩くべきなんていうのはもう時代遅れですし、そういった男尊女卑的な風潮はなくなって当然です。

しかしながら、自分の意見をあまり強く言えない男性というのは、不満を溜め込むという事実もあります。男性がとにかく我慢を強いられる状態が長く続くと、どうしても男性が妻嫌いの状態に陥ってしまいがちです。

また今は働く女性も増え、夫婦でゆっくりと過ごす時間があまりない家庭も少なくないでしょう。そういった状況ではコミュニケーションの時間や、問題が起こった時の話し合いの時間もうまく取れないという事が予想されます。その結果、夫婦のすれ違いなども増えてしまうはずです。このような理由から、今は以前よりも夫が妻嫌いに陥りやすい状態であると言えるでしょう。

嫌われがちな行動１：夫をないがしろにする

夫に嫌われがちな妻の行動としては、夫をないがしろにするというものがまず挙げられます。家事や育児、仕事で忙しい女性が多い中どうしても夫の事まで手が回らないというのもよくわかります。

しかしながら、いつも夫は完全に後回し、邪魔者扱い、見下して相手にしない、などこういった行動をとってしまっては夫に嫌われても無理はありません。家に帰っても嫌そうにされる、邪魔者扱いされる、そんな家に帰りたいと思う男性はまずいないと言えるでしょう。自分も仕事を頑張って疲れて家に帰ってくるのに妻の態度があまりにも酷いと、非常に理不尽に感じるはずです。それが積み重なってしまった結果、離婚を考える男性も少なくありません。

男性はプライドの高い生き物であり、女性から尊敬されたい、頼られたいと心の底では思っているものです。そんな男性を妻がいつもないがしろにするというのは、男性のプライドを傷つけて夫婦仲を著しく悪くしてしまう行為であると自覚しないといけません。

嫌われがちな行動２：束縛する

夫をないがしろにするとは真逆かもしれませんが、夫をキツく束縛するというのも嫌われがちな行動の一つです。夫を自分の所有物のように思っていたり、なんでも自分の思い通りにしたい、なんて考えるのは大きな間違いです。夫は一人の人間であり、しっかりと意志や考えがあります。それを無視して自分の都合だけでキツイ束縛をしてしまっては確実に嫌われてしまいます。

もちろん夫に好き勝手させて浮気なども黙認しろなんていう話ではありませんが、夫を一人の人間として、一人大人として尊重し行動の自由を奪う事は避ける必要があります。

また何もやましい事がないのに必要以上に束縛をされると、男性は妻から信頼されていないと感じ傷つきます。自分を心から信じてくれている妻は裏切れないという男性は多いですが、どんなに誠実でいても信頼されないような状況下においては余計に浮気をしたくなったり、自分を信じない妻を嫌いになっていってしまうと覚えておきましょう。

嫌われがちな行動３：否定ばかりする

なんでもかんでも正論で男性の意見を退け、否定ばかりするというのも嫌われる行動の一つです。女性が強い今、夫から何か意見が出ても論理的に正論でそれを打ち負かしてしまうという女性は少なくないでしょう。しかしながらそれをされてしまうと、例え妻の方が正しい事を言っていたとしても夫は妻嫌いになっていきます。正論で男性を打ち負かすというのは、男性のプライドを酷く傷つけます。

また何も言い返せない、逃げ道もないような状態というのは誰にとっても非常に苦痛です。そのうち夫は自分が何を言っても、何をしても否定されるだけでムダだと思い、話をしてくれなくなります。

また何をするにもうんうんと表面上は妻に同意し、本心を出さなくなっていきます。この状態が長く続くと表面上が妻の思い通りにはなりますが、心の底で夫の不満や苦痛は日に日に大きくなり、水面下で夫婦仲は最悪になっていきます。そして話最悪の場合離婚に至る事も少なくありません。

改善方法は？

まず夫婦仲を改善するため、また今後夫婦仲を悪くしてしまわないためには、話し合いやコミュニケーションの時間をとるというのがとても大切です。夫があまり家事や育児に協力的ではなく時間が取れない、そのせいで自分もストレスがたまっている、というケースもあるでしょう。

そういった場合には一人で不満をためるのではなく、夫に「もっと会話の時間や夫婦のコミュニケーションの時間が欲しい、大変なのはわかるけどもう少しだけ手伝ってくれると助かる」と素直に気持ちを伝えてください。控えめに優しく伝えれば、多くの夫がわかってくれます。コミュニケーションの時間が増えれば、夫をないがしろにする事もなくなりますし、夫婦の絆が深まり信頼も増すので束縛もしなくなります。

また夫の意見が例え幼く感じたり間違っていたとしても、頭ごなしに否定をしないというのも大切です。まずは良い点を褒めて、それから優しく問題点を指摘しましょう。そしてたまには間違っていても夫に好きにやらせて、自分が尻拭いをしてあげましょう。

そうすれば夫の気持ちは満足しますし、尻拭いをしてくれた妻への申し訳なさや愛情が生まれ、より良い夫になってくれるはずです。夫を人として尊敬し、パートナーとして同じ立場で接すれば相手もそれを返してくれるはずです。これが妻嫌いの夫を作らないために改善方法だと是非覚えておいてください。