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苦手な人って必ずいる…

長い人生の中で「苦手だなぁ」と思う人って、どうしても1人2人出てきてしまいますよね。大抵の場合はそれ以上相手に深く関わる事も無く関係が終了するでしょう。

しかし、その苦手な人が貴方の通う学校や習い事の場、勤務先や取引先にいたらどうですか? もしくは恋人の知り合いが貴方の苦手とするタイプの人で、でも恋人はその人と仲が良かったらどうしましょう。家の近所に苦手な人がいる、よく行く大好きなお店に苦手な人がいると、生活するにもストレスが溜まってしまいますよね。

大抵の場合、人は「苦手だ」と思った相手に対してはなるべく接しないように努めます。 けれどそうもいかない場合の対処法を、貴方はちゃんと持っているでしょうか?

苦手な人への対処法がないと、何をするにも常に苦手な人を意識する事になるので、余計に生き辛くなってしまいます。窮屈なまま過ごしていたって何も楽しくありません、これからご紹介する苦手な人への対処法で、ストレスを解放してください。

苦手だと思わないようにする

まず初めに心がけておきたい事として、「苦手な人をあまり苦手だと思わないようにする」というものがあります。

こちらが相手の事を「苦手だ」、「なるべく関わり合いになりたくない」と思っていると、それが相手にもバレてしまいます。表面上は穏やかに、そして何食わぬ顔で接していたとしても、苦手な人とそれ以外の人で無意識に態度に差が出てしまうせいです。

貴方は、自分に対して苦手意識を持っていそうな相手と話したい、友好的な関係を築きたいと思いますか?「どうして自分が嫌われないといけないんだろう」と、自分の事を苦手だと思っている相手へ不信感を持ってしまいませんでしょうか。

貴方が苦手意識を持っている相手の人だって同じです、貴方の「この人苦手」という雰囲気を察知してしまっているのです。そんな状態ではお互いにどんどん関係が悪化して泥沼化するだけ、良い事なんて1つもありません。

難しいかもしれませんが、あまり相手の事を「苦手だ」なんて思わないようにしてください。 たったこれだけでも、相手が貴方に持つ感情や、こちらが相手へ感じる気持ちも変化させられるのです。

相手を知るために積極的になる!

苦手な人への対処法としておすすめなのが「相手を知る為にこちらから挨拶や声かけをする」という行動です。苦手な人に対しては、普段からどのように接しているでしょう。相手から「おはよう」と挨拶されるまで待っていたり、相手が話しかけてくるまで貴方はひたすら相手を避けてはいませんか?

例えば貴方はトマトを食わず嫌いしています、見た目や雰囲気から美味しくなさそうだと思って、今まで一度も食べられずにいたのです。食べられないでいた間に、貴方はトマトに対して強い苦手意識を感じていました。それは「トマトに勝手な悪印象を抱いていたから」なのです。しかしトマトには多くの栄養素が詰まっていますし、食べてみると案外美味しい物でした。

対人でもそうです、貴方は相手をよく知らないまま「相手は多分こういう人なんだろう」と苦手意識を持っていた可能性があります。貴方から関わってみると案外苦手な人ではない、そう思える瞬間もあるのです。

だからこそ、相手を知る為にも貴方から苦手な人へ挨拶をしたり、世間話をしてみましょう。 何度か関わっていく内に苦手な人の本質が解ってくるので、苦手意識も薄れていきます。

尊敬できるところを1つでも見つける!

「苦手な人を敢えて尊敬する事、尊敬できる所を1つでも見つける事」も、苦手な人への対処法として役立ちます。

苦手な人を「ワガママな所が大嫌い、自分とは合わないから苦手」だなんて、嫌いな所ばかり挙げて苦手意識を増長していませんか?確かに相手にも悪い点はあると思いますが、しかし1つくらいは良い所があるはずです。

例えば「性格は悪いが顔が整っている」、「声が大きくてがさつだが子供やお年寄りには優しい」というように、無理やりにでも良い所を探してみましょう。または、「すぐ悪口を言うのは人の事をよく見ていてダメな部分に気づけるからだ」、「泣き虫なのは感受性が強く優しいからだ」と短所を長所に言い換えます。

そうやって見つけた苦手な人の良い所を、「この人の事は苦手だけど実はこんな良い部分がある」と尊敬してみましょう。尊敬の念を持つ事で、苦手な人に対して今まで持てなかった優しい気持ちや、気持ちの余裕が生まれてくるのです。

別次元の人間だと思ってしまう

苦手な人とどう頑張っても普通に接する事ができないのであれば、いっその事「苦手な人と自分は別次元の人間である」と思ってしまいましょう。生理的に無理である、性格的にどうしても合わない、こちらが努力しても苦手な人の方が自分の事を嫌っていてどうにもならない時ってありますよね。そんな時には、もう「あの人は宇宙人だ、私とあの人が理解し合える事がなくても全然おかしくない」と思うのです。

理解できない人を無理やり理解しようと思っても、それについて新たなストレス負荷がかかってしまいます。だからこそ苦手な人と自分とは違う人間である、それぞれ別々の思考を持っているので相いれない事は仕方ないと思えばいいのです。

そうすると苦手な人に何かを言われたとしても「この人はこういう人なんだから怒っても悲しんでも仕方ない」と気持ちを落ち着けられます。貴方の方が大人になる事、相手を許してあげているんだと思い込む事で、苦手な人に対してもフラットに接する事ができるでしょう。