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知らぬ間に猫背になっていませんか?

ご飯を食べている人、スマホを見ている人、デスクワークをしている人。

毎日の生活で、様々な人を見かけるのですが、共通して言えることは「猫背の人」が多いと思いませんか?

猫背になっているのは主に座っている時です。

どの様な座り方をすると猫背になってしまうのでしょうか。

イスに座っている状態で一番多く見かけるのは、足を組んで座っている人です。

足を組むことによって、足を上に組んだ側の骨盤も上に傾き姿勢が歪んでしまいます。

背筋を伸ばして足を組むことがつらいのは、このことが理由なのです。

あぐらをかいて座ると、意識して背筋を伸ばさないと自然と猫背になってしまいます。

あぐらは骨盤が後ろに傾く体勢であり、腹筋・背筋を使わなければバランスを取るために背中を丸めてしまうことに原因があります。

この様に、人が何かしらの作業をする時、自ら意識を「背筋を伸ばす」「姿勢を正す」ことに注意していなければ、自然と体は楽な体勢を取ってしまいます。

猫背はあなたの印象を悪くする!

表情、声、話す内容など、人に与える第一印象の要素は様々あります。

その中でも、姿勢は印象に与える影響が大きいです。

例えば、商談の場でプレゼンを受けている場合。

契約内容や話す内容が同じであっても、背筋を伸ばして説明をする姿と猫背で説明する姿では、受け取る側の印象は大きく違ってきます。

背筋を伸ばして説明する姿には、提案内容に自信をもってプレゼンに臨んでいる印象を与えます。

しかし、猫背で説明する姿には提案内容への自信の表れを感じることができません

。逆に受け手は不安を感じることすらあるかもしれません。

たとえ相手にとって有益な契約であっても姿勢一つで結果が大きく違ってきます。

胸を張って目線を上に向けると、自身の気持ちも前向き、ポジティブになり、人からは元気で、明るい人のように見られます。

逆に猫背で目線を下向きにしていると、自身の気持ちも沈みがちになり、元気がないように見え、人には暗い印象を与えかねません。

猫背を改善すれば痩せる!?

姿勢が悪いと、体の様々な部分に悪影響を及ぼしてしまいます。

猫背になると重心が後ろに傾くので、バランスをとるために頭は前へと突き出てしまいます。

頭の重量は体重の10%ほどになるので、イメージするとボーリングの玉が前方に出てしまっている状態です。

正しい姿勢だとそれほどの負荷にならずとも、重心からずれた位置でその重さを支えるとなると大きな負荷がかかり、首や肩に余計な負担を強いることは容易に想像できると思います。

このことが、猫背からくる首回りの痛み、肩こりとなって現れてきます。

頭の位置と重心の関係を意識するだけでこれらの問題を軽減することができるのです。

また、正しい姿勢を維持する為には、体を支える背筋や腹筋などの筋肉を正しく使えないと、体を支えることができません。

ですから、姿勢が正しい時は猫背の状態の時と比べると筋肉を使うので、消費カロリーが増えることになります。

体の痛みやこりも軽減され、体を動かしやすくなるので、さらに消費カロリーは増え、痩せやすい体になっていきます。

猫背改善!筋トレメニュー

骨を支えているのは主に腹筋と背筋です。

猫背だった人が、自ら意識して背筋を伸ばし続けると、それだけで腹筋と背筋を鍛えていることになるぐらい筋肉を使います。

まずは背中や腰を鍛える筋トレをご紹介します。

うつぶせ寝になるのですが、手は顎の下で組んでください。この時足の幅は肩幅よりもやや広くとってください。

その状態から、ゆっくりと足をあげ、5秒間宙に浮かしてください。

そして、ゆっくりと足を元に戻します。

次に腹筋を鍛える筋トレです。

今度は頭の後ろで手を組んで仰向けに寝てください。

膝が90度になるまで足をゆっくりと上げてください。

ここで上半身を起こしながらおへそを見てください。

この状態を5秒間キープして、ゆっくりと元の状態へと戻します。

この2つを1日に各10回1セットを朝昼晩行います。

しかし、無理は禁物です。

無理をすると筋肉を痛めることになり逆効果となりますので、最初はできる範囲で構いません。

ご自分の体と相談しながら続けてみてください。

猫背改善は生活を変える

「今日から背筋を伸ばすぞ」と決意しても、最初は背筋を伸ばしても3分後には、背中を丸めている猫背の自分に気付くことが多いはずです。

だからと言って悲観することはありません。

気付いた時に背筋を伸ばせばいいのです。

猫背の自分に気付いて、背筋を伸ばす、気付いて伸ばす。

この繰り返しをすることによって確実に姿勢は良くなっていきます。

この繰り返しをし始めた時は、普段よりも疲れたように感じると思います。

今まで使っていない筋肉を使っているからです。

自分の腹筋や背筋の弱さを認識することにもなりますので筋トレの重要性も再認識させられ、筋トレを続けるモチベーションにもつながります。

筋トレを続け、「猫背に気付いたら伸ばす」の間隔が長くなってくると、今までとは逆に体が疲れにくいと感じるはずです。

背筋を伸ばすことによって筋肉が付き、猫背からきていた痛みやこりから解放され、体がよく動くようになり体力も増すからです。

姿勢は少しだけ意識を変えるだけできれいになります。ちょっとだけ意識改革をしてみませんか?