注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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生後9ヶ月の赤ちゃんとは?

生後9ヶ月の赤ちゃんはだんだんと体もしっかりしてきて、身長や体重などもゆっくり発達するようになります。肉体だけでなく精神的な成長も著しく、まわりにあるものに興味を持つようになっていきます。

生後9ヶ月になると上手にハイハイができるようになるので、行動範囲がだんだんと広くなってくる頃です。

成長が早いので何かに捕まるものがあると、立ち上がろうとするでしょう。足物がおぼつかないですが、自力で何かをしようとする自我が目覚めてきます。何か気になることがあれば自分で触ろうとするようになります。

目的の物がおもちゃならば、引き出しから引っ張り出したり、布で隠しても布をどかしておもちゃを取り出すようになります。まわりの物すべてに興味を持つ時期なので、おもちゃに興味を示せば一人で遊ぶこともできるようになります。

注意することとして身の回りにある雑貨など何でも口に入れようとするので、赤ちゃんの周囲には誤飲を防ぐために注意することが大切です。

睡眠時間は?

生後9ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日13時間が目安となっています。睡眠はずっと寝続けるのではなく、1日のうちに何度も起きたり寝たりを繰り返して13時間になります。

そのため夜に寝るだけでなく、昼寝をさせることも必要になります。赤ちゃんは夜泣きをしたり授乳をしなければなりませんが、それでもだんだんと昼と夜の区別がついてくる頃です。

いわゆる睡眠のサイクルがある程度決まってくると、安定した睡眠時間をとることができるのです。この睡眠サイクルが狂ってくると寝つきが悪くなる要因となります。

昼間にいつもより多めに寝てしまった時や、逆に遠出をしていろいろな体験をすることで、興奮して眠れなくなることもあります。夜中に寝つきが悪くなるとずっと泣き止まなかったりするので、添い寝をしたりリラックスさせてあげることで寝つきが良くなります。

毎日眠くなったら寝かせる生活では睡眠サイクルが狂いやすいので、昼寝の時間を毎日同じ時間にするなどの対策が必要です。

食事は?

生後9ヶ月の赤ちゃんは1日3回の離乳食に切り替える時期になります。今まで1日2回の離乳食だったものを3回に変更するのは、成長スピードが速くなるので栄養をその分多く摂ってもらうためでもあります。

またこの頃になると少し柔らかめの食べ物なら食べれるようになるので、バナナくらいの柔らかい物なら小さくして食べさせても良いでしょう。離乳食ではなるべく栄養価が高い物を食べさせた方が発育にも良いので、鉄分や野菜をたくさん含んだ離乳食にするのもおすすめです。

離乳食の回数が多くなると、日によってはすんなり食べたり食べなかったりすることがあります。お腹が空いていないから食べないのではなく、気分や好き嫌いの問題も影響してくるのです。

遊びながら食べたりするようになりますが、素直に食べる日もあるので根気よく食事の練習をさせることが大切です。離乳食が定着してきたら食後の授乳回数も減ってきます。

離乳食を食べる量が少ないと営業不足になるので、ミルクで栄養不足を補うようにすると良いでしょう。

言葉は?

言葉は常に感じていますが、生後9ヶ月の赤ちゃんになるとお母さんのマネをするようになります。お母さんが話した言葉をマネしようと、それらしい発音をするようになります。

頭の成長も著しいので言葉を覚えたと思ったら、すぐに言葉を発するようになるでしょう。この頃に積極的に話しかけることによって、赤ちゃんもマネをしようと頭をフル回転させるので成長にはとても大切です。

お母さんが話した言葉をマネをするので、できるだけ繰り返し言葉など簡単な言葉で話しかけると良いでしょう。「うまうま」などの言葉をお母さんから聞いたら、赤ちゃんも「うまうま」と返してきます。

さらにお母さんが「うまうま」と話すことによって、今の行動が「うまうま」なんだと認識することができるのです。言葉を話すようになると、その言葉がどんな行動なのかも次第に理解するようになっていきます。

積極的に話をする事も大切ですが、赤ちゃんが話が言葉をさらに繰り返すことで、言葉と行動を結び付けてあげましょう。

成長を感じられる時期!

生後9ヶ月の赤ちゃんはつい最近まで何もできなかった赤ちゃんから、急成長を遂げる時期に差し掛かってきます。1日で驚くべき成長をする時期なので、毎日赤ちゃんと向き合うことによって、成長をしっかりと見届けることができるでしょう。

今までの行動範囲が狭かった赤ちゃんから、目を離すとどこかに行ってしまうほど活発に動く頃になります。肉体だけでなく言葉などの精神面の成長も著しいので、積極的に赤ちゃんに話しかけるのが良いでしょう。

自我が目覚めてくる時期でもあるので、赤ちゃんの行動をじっと見守ってあげることも大切。赤ちゃんが自分で何かをやろうとしたら、そっと見守ってあげましょう。自分から行動することによって、早く成長することができるようになります。

可愛らしい時期でもあるので親としては何でもやってあげたいと思いますが、赤ちゃんの行動を見守ることも大切なことです。生後9ヶ月の赤ちゃんは成長も個人差が出てくるので、他の赤ちゃんとあまり比べなくても大丈夫。

もし心配になったらかかりつけの病院の先生に相談すると良いでしょう。子育ては不安がつきものですが、ゆったりとした気持ちで子供の成長を見守ることも大切です。