注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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生理の回数や出血量が少ない?!

生理の回数や出血量が少なすぎる場合は、何か異常が隠れている可能性があります。回数が少ない場合は生理不順が考えられるため、日ごろの生活習慣を改めるのが基本になります。生理はホルモンバランスの変化などで起きますが、自律神経の働きが乱れるとホルモンバランスも一緒に乱れやすいのです。特に不規則な生活や食生活の偏りには注意が必要です。ストレスを受けすぎても異常が出ることも多く、回数が少なくなってもPMSがひどくなることがあるのです。

出血量が極端に少ない場合も注意が必要です。特に極端に量が減ってしまった場合など、変化が出ている場合は原因をしっかりと確認した方がよいのです。出血量が小さいのはよいことと思われがちですが、不妊の原因となることもあります。本来必要な機能が衰えているなど、体の内部で変化がおこっている可能性もあるのです。出血が少ないからよいというわけではなく、健康な範囲で出血があるかどうかが大切なのです。

出血量が少ない原因とは?

出血量が減ってしまった場合に考えられるのが過少月経です。過少月経には2種類があり、1つは食生活の偏りなどによって生じるものです。生理不順と同じく、本来必要な栄養素が足りていない場合や、ホルモンの分泌に過不足がある場合は出血量自体が減ってしまうことがあるのです。これは生理中に体の中で起こるべき変化が十分に行われず、赤ちゃんを産む準備を作りきらないうちに血液が排出されているためです。生理は赤ちゃんを育てるためのベッドを作るなど、妊娠のために重要な役割を果たしています。そのため、出血量が少ない事は、受精卵ができてもしっかりと体の中に定着しない可能性が出てくるのです。

無理なダイエットをするとおきやすくなるだけでなく、忙しくて徹夜続きなど睡眠不足が原因となることもあります。しっかりとした食事と十分な休息をとることが予防や改善に役立つのです。年齢が若くても発生することがあるため、若くても過信しないことが大切です。

無排卵性月経の可能性も?

出血量が少ない場合は、無排卵性月経の可能性があります。これは排卵が行われていない状態であり、ホルモンバランスなどの正常な変化が行われていない場合に起こります。生活習慣などが原因で起こることもありますが、排卵はホルモンバランスや自律神経の乱れが影響して止まってしまうこともあります。生理自体は周期的に来る事も多く、出血量の少なさ以外の見た目で判断することが難しいのです。

排卵が行われているかどうか確認するには、基礎体温をチェックする習慣をつけるとわかりやすくなります。一般的に排卵時は基礎体温が低下し、排卵後は高温期と呼ばれる体温が高くなる期間があります。ところが、無排卵の場合は高温期がこないのです。これは排卵のタイミングでホルモンバランスが変化し、体温が変化しやすくなるからです。人によって排卵のタイミングは異なるものの、基礎体温の変化に異常が見られる場合は無排卵が疑われます。

しっかりと排卵が行われているのかチェックしてみるのがオススメです。

病気が隠れている可能性も?

出血量が少なすぎる場合は、病気や甲状腺の異常が隠れている場合があります。病気になると傷がつくなど出血量が多くなるイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際には出血量が少なくなるケースもあるのです。病気で生理前の子宮内の生育状況が悪くなり、出血が減る場合があるからです。

流産などの経験がある場合は、子宮内膜が癒着を起こし、生理時の出血が少なくなる場合もあります。堕胎手術などでも起きうる場合があるため、気になる場合は検査を受けるのがオススメです。

その他にも、更年期の前触れで出血量が少なくなるケースや、妊娠初期に起こる着床出血の可能性もあります。出血量が少ない状態がどれだけ続いているかによって違いがあるのです。出血量以外にも、生理時の血の色が薄い場合や、血液の塊が頻繁に出てくる場合は異常を疑った方が良い場合があります。

全く問題がない場合もあれば、問題が隠れている場合もあり、正確な判断が難しいのです。

気になる場合は病気は?

生理時の出血が少ない場合は何らかの病気が隠れている可能性があります。個人差があるため出血量だけで判断することは難しく、誤った認識でいると症状の悪化を招く可能性があります。まずは産婦人科などで診察を受け、医師の判断に従うのが基本になるのです。気になる場合はまず病院に行くのが基本になります。出血量の少なさだけでなく、痛みを伴う場合なども早めに診察を受けるべきです。

生活習慣の見直しも重要になります。出血量の著しい変化はない方が良く、予防のためにも健康な生活を心がけた方がよいからです。不健康な生活を続ければ不妊などのリスクが高まる事も覚えておきたいポイントです。

また、更年期に入る前のプレ更年期で出血量が少なくなることもあります。30代後半から40代後半の場合は起こりがちですが、個人差が大きい点に注意が必要です。ストレスや不健康な生活を続けることにより、若いうちに閉経を迎える人もいるからです。医師でなければわからないことも多いため、定期的に検診を受けるなど気を配った方がよいのです。