注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

Sponsered Link

妊娠したか不安…

妊娠してはいけないときに「妊娠したかも？」と不安になる経験は一度くらいあるのではないでしょうか。いつ生理がくるのかどきどきしながら毎日生活することになるでしょう。また、生理がこないというストレスからさらに生理が遅れてしまうという事もあります。女性の体内では一定の周期で排卵が続き受精卵を迎えるために子宮が厚くなります。

しかし、受精がなかったり受精しても子宮内膜に着床しなかったりで妊娠が成立しなければ厚くなった子宮内膜を子宮の外へ排出します。この子宮内膜が生理なのですが、生理の周期は人によって違ったり、ストレスやその他の要因で一定ではありません。毎月きちんと生理がくる人の方が少ないと思います。ほとんどの人は生理の周期はばらばらで遅れたり、逆にはやくなったりするので生理がこなくても「遅れているだけかな」と思ってしまいます。ですので、遅れているのか妊娠しているのか分からないため余計に不安になります。妊娠していなければきちんと生理はくるのであまり心配しすぎないほうが良いです。

生理がきたのに妊娠した！？

生理がきていれば子宮内膜が剥がれ落ちた事を意味するので妊娠している可能性はありません。そのため、「生理がきたのに妊娠した」というケースは実は生理からの出血ではないので見比べる事が必要です。生理以外での出血を不正出血と良い、実はそれほど珍しい事ではなく誰にでも起こりうることです。本当は生理ではないのですが、生理がくる予定日周辺で出血があり、それを生理と勘違いしてしまう事は誰にでもあるので生理か不正出血でないかきちんと見分ける必要があります。

見極めるのは最初は分かりにくいかもしれませんが、知識があれば生理か不正出血なのか見分ける事は可能なのでもし、ちょっとでもおかしいなと思ったら調べてみる事が大切です。実は妊娠しているのに気がつかずに赤ちゃんに影響がある事を行なってしまうのは大変危険です。本物の生理なのに妊娠していることは絶対にないので、きちんと見極めて生理か不正出血なのかを確かめる事が大切です。

生理とよく勘違いされる症状

生理とよく勘違いされるのは着床出血というものです。これは受精卵が子宮内膜に着床したときに起こる出血で個人差はありますが、生理にくらべたら量は少なく2〜3日程度で止まるので本当の生理とは違う事に気がつくでしょう。色も真っ赤な鮮血ではなく、赤茶色やピンクのオリモノのような出血である場合が多いです。

次は子宮膣部びらんも生理と間違えやすい症状です。これは女性ホルモンで子宮膣部が膨らみただれているように見える状態になっているため、ちょっとした刺激で出血してしまうことがあります。出血量は決して多くないので少し血がついているなという程度でおわってしまいます。女性ホルモンの分泌が旺盛な20代〜30代の女性に見られ、この時期は女性が妊娠する時期でもあるので、生理がきたのに妊娠していたという事になる可能性が高いです。

他にも奇状奇胎や子宮外妊娠など医療機関への早期の処理が必要な場合があるので注意が必要です。一番多いのは子宮膣内びらんと着床出血で出血する場合ですが、知識がないと生理と勘違いしてしまう場合があります。

体調管理をしてしっかり見極めよう！

生理と不正出血はしっかりと体調管理をしていれば見分ける事は簡単です。一番確実な見分け方は基礎体温をしっかりと測り生理が始まっているのかいないのかを確認する事が重要です。もし、基礎体温をつけていない日とは血の色や状態で見極める事が大切です。不正出血の場合は出血する血は鮮血である場合が多いです。

また期間が短ければ着床出血や排卵出血である事が多く、長期間少ない血の量がダラダラとつづいたらホルモンバランスが乱れたことによる不正出血である可能性が高いです。本格的な生理は最初はかなり大量の血が出て3日後くらいから生理の量が落ち着いてきて7〜10日くらいの間に終わります。

ですので、短すぎたり、長すぎたり、量が少ない場合は生理以外での出血である事が多いので血の量や色、日数などで判断しましょう。ですが、基礎代謝を毎日計るのが一番分かりやすい方法なので出来れば毎日しっかりと計る事をおすすめします。以上の見分け方を参考にしてください。

気になる場合はすぐ病院へ！

ですが、不正出血が止まらない場合やしょっちゅうある場合は注意が必要です。何らかの病気を抱えている場合があるのですぐにでも病院へ見てもらうことが必要です。例えば、不正出血によって鮮血が10日以上継続的に出血してしまう場合は子宮内部に何らかのトラブルがある場合があります。ホルモンバランスが乱れている可能性があるので病院へ言ってホルモン剤処方してもらいまずは出血を止めてもらう必要があります。あまりに長い出血は貧血になる可能性があるので出来るだけはやく病院へ行きましょう。

他にも茶色いオリモノが出続けるのもよくありません。茶色いオリモノが出続ける場合は子宮筋腫の可能性があり、立ちくらみを起こす可能性があります。どちらにしても血が長い間止まらないというのは良い状態ではないので手遅れになる前に早めに医療機関へ受診して適切な処置を受けるようにしてください。もし、不正出血で不安になったらそのまま生活しても身体に良くないのですぐに病院へ行く事が大切です。