注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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オリモノで健康状態が分かる?!

オリモノは子宮や膣から分泌される粘り気のある液体です。オリモノは膣に細菌が入るのを防ぎ、排卵日には精子がスムーズに子宮にたどり着けるように手助けする働きがあります。

オリモノにはその時その時の健康状態が表れます。生理開始から8~10日頃には基本的にはオリモノの量は少なくなります。これはこの頃卵胞が次第に成長するためで、生理直後には茶色い血液が混ざったオリモノが多く出る場合があります。その後2~3日すると排卵日が近づきます。このころになると膣内の水分が多くなり、サラサラのオリモノがたくさん出るようになります。排卵検査薬はこうした症状が出た頃から1週間ぐらいで使うと良いと言われています。排卵期になると糸をひくぐらいの粘土が高いオリモノになり、2~3日続きます。

排卵期のオリモノの特長は年度が高く、色が卵白のような状態から徐々に透明になっていくのが特長です。また通常のオリモノは水に溶けますが、排卵日頃のオリモノは水に溶けても塊になったまま溶けません。

卵白状のオリモノって正常?

デリケートゾーンのオリモノは何かと気になるもの。普段はサラサラに気にならなくてもオリモノが卵白のようになり気になってくることがあります。臭いは特に気にならない者の、粘つきがあり、量が多くなってしまうので気になってしまう方も多いかもしれません。しかしこうした卵白上のオリモノは生理が来るときの身体からのサインなのです。身体が順調に生理の準備をしているということなので、卵白状のオリモノが見られたら安心ですね。オリモノを観察しながらうまく自分の体と付き合っていきましょう。

卵白状になると量が増えて気になってしまいますが、こうしたときにはオリモノ用のシートを引いて下着が汚れないようにしましょう。デリケートゾーンを清潔で保つためにもこまめにシートを交換するようにしましょう。

もし生理前以外にこうした卵白状のオリモノが出る、臭いが気になるといった場合には身体からのサインである場合もあるので、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

オリモノとは?

さてそもそもオリモノとはどんなものなのでしょうか。オリモノは子宮頸部や膣からの分泌物で子宮や膣から剥がれた古い細胞が混ざったものです。下着の汚れの原因になるなど、ネガティブなイメージもあるかもしれませんが、実は身体を健康に保つために大切な役割をしています。一つは細菌が膣内で繁殖するのを防ぐ自浄作用の役割です。おりものの働きで膣の中はpH4.5〜5.0の弱酸性で保たれ、細菌が繁殖しにくい環境になっています。またデーテルライン桿菌という「善玉菌」が大腸菌やカンジダ真菌の増殖を防いでいます。また排卵期には精子がオリモノに包まれることで、卵子までの移動をサポートしてくれる役割があります。

またオリモノは年齡とも深く関係しています。オリモノの分泌は卵胞ホルモンと関係があり、思春期の所長が始まるころから分泌されるようになります。20歳前後になると卵胞ホルモンはピークに達し、オリモノの量もそれにともなって増えてきます。卵胞ホルモンの分泌が低下していく更年期が近づくにつれ、オリモノの量は減っていきます。

病気にかかるとオリモノは変化する!

正常なときには上記のようになるオリモノですが、病気にかかるとオリモノが変化します。

「色が白く、チーズのようにぼろぼろ」といったオリモノだと膣カンジダ症が疑われます。この場合はこうした症状と合わせて外陰部のかゆみがあるのが特長です。「色が黄色、または黄緑色、泡がまじり悪臭がする」といったオリモノは膣トリコモナス症の疑いがあります。この場合も合わせて外陰部のかゆみがあるのが特長です。「色が白、または黄色、膿が混ざる」場合はクラミジア感染症や骨盤腹膜炎といった症状が疑われます。この場合は腰痛や下腹部痛、発熱といった症状が見られます。「赤褐色、茶褐色や赤」のオリモノが見られる場合は、子宮頸がんが疑われます。この場合は、合わせて不正出血が見られます。「茶褐色、赤、悪臭がする、膿状」といった症状が見られる場合は、子宮体がんが疑われます。この場合は不正出血、下腹部痛といった症状が合わせて見られます。

いずれにしても通常のオリモノと異なる場合は、必ず婦人科を受診するようにしましょう。

気になる場合は病院へ!

オリモノは身体を守る自浄作用や排卵日をサポートなど様々な作用があるとともに、重要な身体からのサインを示してくれる大切なものです。生理の周期に合わせてオリモノが変化していくことから、身体が正しいサイクルになっているかどうか日頃から確認することができます。妊娠を希望している方はもちろん、日頃からオリモノの様子を確認して、自分の身体がどんな状態にあるかチェックする習慣を身に着けておきたいですね。

こうしたオリモノのチェックで注意しておきたいのは、何か日頃と違う様子が見られたら必ず婦人科の医師の診察をうけることです。オリモノの変化は身体からの重要なサインです。膣カンジダ症や膣トリコモナス症、子宮頸がんや子宮頸がんのサインである場合もあります。早めに治療を受けることができれば、早期に治る可能性が高いのも確かなこと。色や臭いなど「いつもとちょっと違うかも…」と思ったら、早めに医療機関を受診するようにしましょう。