注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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胎動とは?

皆さんは、「胎動」というものをご存知ですか? これは、子供を妊娠した時に見られる概要となっています。ですから、独身の人達は知らない人も多いかもしれませんね。赤ちゃんが、おなかの中である程度大きくなってくると、 おなかの中で頻繁に動くようになります。 妊婦さんがよく口にする「今、お腹を蹴った!」というような感覚が、所謂、胎動です。胎動は、妊娠8週間ぐらいから 見られると言われています。

妊娠8週間ぐらい

しゃっくりをする・回転する・飛び上がるetc

妊娠10週間ぐらい

手足を伸ばしたりする・子宮に触れたり蹴っ飛ばしたりするetc

妊娠12週間ぐらい

おしっこをするようになる・羊水を飲んだりする・モニターで見ると指しゃぶりが確認できるetc

妊娠15週間ぐらい

瞼の内側で目が動くようになる

大まかに言うと、このような概要が 胎動の基礎知識となっています。胎動の変化によって、おなかの中の赤ちゃんがしっかり成長していることを確認できるので、胎動の基礎知識を勉強をしておく事は、これから、お父さんやお母さんになる人たちの大切な取り組みだと言えるでしょう。

胎動は赤ちゃんの健康状態を判断できる!

胎動は、赤ちゃんの健康状態を判断する材料になることがあるのです。通常の胎動は、一番のピークは妊娠 8ヶ月や9ヶ月目と言われていまし。この時に、胎動のペースが弱いと感じるのであれば、赤ちゃんの健康状態に何かトラブルがあるのかもしれません。 胎動から赤ちゃんの健康状態を探るには、「胎動カウント」というものを行います。胎動カウントのやり方について少し説明しましょう。

胎児が動いたらカウント開始

胎児が動いたら、カウントを開始します。できれば、毎日同じ時間帯でできると理想的です。

楽な姿勢をとる

胎動カウントをするときは、お母さんが動いている状態は好ましくありません。椅子に座ったり、寝転がるなどして、お母さんは動かないように、楽な姿勢を取ってください。

記録をとる

胎動がスタートした時間や胎動回数を記録するようにしましょう。産婦人科に通って胎動カウントする場合には、専用のノートをもらえると思います。しかし、記録できれば普通のノートでも構いませんよ。

このような感じで、コンスタントに胎動カウントを行ってください。妊娠期間が長くなるにつれて、明らかに態度の数が少なくなっていたり、数に変化が見られないような場合には、直ちに産婦人科に相談しましょう。

逆子になっていないか気にしておく

妊婦さんは、おなかの中の赤ちゃんが逆子になっていないか気にしておく必要があります。逆子というのは、 赤ちゃんが本来収まるべき方向と逆を向いている状態です。通常の赤ちゃんは、出産する時に頭から出てくるので、「赤ちゃんの足が足がお母さんの頭の方向を向いていて、 赤ちゃんの頭がお母さんの子宮側を向いている」ものです。しかし、逆子の場合は、これがそっくりそのまま逆になっています。モニター検査をすると一目瞭然です。

しかし、逆子は、モニター検査を行わなくても、胎動の感覚だけで感じられる場合もあるのです。次に取り上げるような胎動が感じられる場合は、逆子の可能性があるかもしれません。

  • 下腹部を蹴飛ばされるような感覚がある
  • 子宮の下方向に胎動を感じる
  • トイレが近くなる
  • 膀胱付近に痛みを感じるようになる
  • 立ち上がると恥骨の付近に痛みを感じる
  • おへその下あたりがもぞもぞと動く
  • 脇腹付近がもぞもぞと動く

大まかに言うとこのような感じになっています。「お腹の中心に胎動を感じるというよりかは、 お腹の下あたりで胎動を感じる」 という特徴があるのが分かりますね。

胎動で性格が分かる…?

胎動でわかるといわれているものは、他にも存在しています。

赤ちゃんの性格

赤ちゃんの性格が胎動からわかると言われています。例えば「おなかの中で活発に動くような赤ちゃんは、生まれてきてからも活発な性格になる」とか「おなかの中で胎動がおとなしい赤ちゃんは、生まれてきた後もおとなしい子供になる」などです。100%その通りというわけではないようですが、生まれてきた後に「やっぱりそうだったんだ!」と感じるお母さんは多いと言われています。

性別がわかると言われているのは都市伝説?

たまに言われているのが、「胎動で赤ちゃんの性別がわかる」 という内容です。しかし、これは医学的な根拠はないと言われています。「胎動が強いからきっと男の子に違いない」と思うお母さんがいるようなので、このような都市伝説が生まれたようです。男の子だろうが、女の子だろうが、おなかのなかにいる段階では「 赤ちゃんである」 という事実は変わらないので、赤ちゃんの体力に性別は関係ないと言われています。どうしても性別を事前に知っておきたいという親御さんは、産婦人科でエコー検査を依頼してください。

自己判断は禁物!

胎動は、 赤ちゃんからの色んなメッセージをお母さんに伝えてくれます。だからといって、 胎動を信じ切ってしまうのは少し危険かもしれません。例えば、胎動の具合で「うちの子は逆子なんだ」 と、お母さんが勝手に決めつけてしまったりすることです。逆子の場合には、逆子体操というものを行います。これを行うことで、逆子の赤ちゃんを正しい方向に向き直すことができるのです。この逆子体操は、多少のコツがいるものの、セルフケアで取り組むことは決して不可能ではありません。そのため、個人的なリサーチで逆子体操を行うお母さんもいるのです。

だけどこれは少し注意が必要!もしも、お母さんの解釈の間違いで、正しい方向を向いている赤ちゃんだった場合にはどうでしょう?逆子体操が逆効果になって、逆に逆子になってしまうこともあります。従って、 胎動はあくまでも目安として捉えておいてください。最終的な判断は、産婦人科で医師のサポートのもとで行いましょう。そして、正しい逆子体操にトライするようにしてください