注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

目次


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やる気が出ないって悪いこと?

  • とにかく何もやる気が出ず何もしたくない
  • やりたいことがあるけどどうしてもやる気が出ない
  • 勉強や仕事をやらなくちゃいけないけどやる気が出ない
  • やる気が出ないから寝てばかりいる

やる気が出ない状態は様々ですが、やる気が出ないのはその本人が怠け者だからでも、たるんでいるからでもないです。

やる気が出ないで自分を責めていたり、やる気がない人を責めてはいませんか?

生きていれば、やる気が出なくなってしまうときもあってあたりまえです。大切なのは、そういった心の状態をちゃんと受け止めて、うまく心の状態を良い方向へ導いていくことです。

本記事では、やる気が出ないときの原因やその対処法、また自分にはどのようなやる気の出し方が合っているかのパターン別の対処法などもご紹介しています。

では、まずはやる気が出ない原因はなんなのか、探っていきいましょう。

やる気がでない7つの原因

体の不調があるとやる気が出ない

人間は想像以上に過敏で繊細にできています。虫歯が痛い、体に合わない椅子を使っているなど、体が感じるちょっとした不快感が積み重なると、気になってやる気が出てこない場合があります。

また、普段とは異なるスケジュールで動くこともやる気が出ない原因となりえます。エネルギッシュな人が驚くほど規則正しい生活を送っていたり、生活のリズムを整えることを習慣化しているのはその人間の体の仕組みをわかっているからなんです。

不規則な生活は身体の不調だけでなく、自分の心、やる気までにも影響をおよぼすのです。体調不良、と感じなくても、どこかだるかったりするだけでやる気は出なくなってしまうことがあります。

やる気を出したいのであれば、体が感じている不快感を一つずつ潰していって、規則正しい生活を送るようにすることが秘訣です。質の良い睡眠、規則正しい生活をまずは心がけましょう。

やる気が出ないのは悩み事が多いせい

悩み事が多いと集中できません。仕事中に「家族の危篤」を知らされたら仕事どころか、混乱してしまって手が止まってしまいますよね。

人間は意思の弱い生き物と言われていて、人間が1日に使える意思の力は有限です。気になることや、未解決の問題などで頭がいっぱいになっていると、意思の力がどんどん消耗されて、やる気が出ない状態になってしまいます。

悩み事と自覚していなくても、無意識に様々なことを考えてしまってはいませんか?今、進めている仕事の内容と、今日家に帰ったら家族に夕飯を作って…と無意識のうちにたくさん考えてしまい知らぬ間に疲れているのかもしれません。

やる気を出すには、未解決の問題や気になることを紙に書き出して「見える化」するのが効果的です。書き出したらそれを一つ一つ潰していきます。書き出すことにより、もやもやと悩んでいたことが、目に見え脳内もスッキリします。実際に全部やることができなくても、書き出すだけでも違うでしょう。ぜひ試してみてください。

孤独を感じるとやる気は出ない

人間は社会的なつながりを重視する生き物です。社会的なつながりがあるからこそ頑張れるんです。なので、いまやろうとしていることややっていることに対して、社会的な影響やつながりを感じない時、人はやる気が出ません。

社会とのつながりが薄れると、人は自分の存在に意味を見出すのがむずかしくなり、自制心を保つことが難しくなります。その結果、何をする気力もなくなってしまうのです。

しかし、全く社会と繋がりのないような「やらなくてはいけないこと」は少ないかもしれません。あまり悲観的にならず、物事を捉えることも大切でしょう。

無意味感があるとやる気は出ない

人は無意味であると感じたことに対して、やる気を出すことができません。特に大きな企業に働いている人がこのように感じることが多く、自分のやっている仕事がどのように社会に影響を与えているのか、イメージできなくなる人もいます。

とても大きなプロジェクト分担をして進めることで、果たしてこれは役に立っているのだろうか、と疑問になってしまったりすることを指します。

意味を感じない状態では、何をするにもやる気は湧いてこないので、多少強引でもいいですし、じっくり考えるのでも良いので、納得のいく意味づけをしてみると良いかもしれません。

仕事を任されているということは、やる意味があるということですので、その意味を考えてみても良いかもしれません。勉強もよく何のために…とやる気を失いがちです。今すぐに直接の利益は無いかもしれませんが、やって無駄になることは無いことは確かだな、とポジティブに考えていきたいものです。

結果が出ないとやる気が失われる

想像していたものよりも残念な結果に終わったり、望んでいた結果がなかなかでなかったりするときに人間はやる気を失います。いくら頑張っても報われない、意味がないと感じてしまうことによって、やる気が削がれてしまうのです。

結構頑張って勉強したのに点数が良くなかった…となると次、勉強する気力が失せるようなことですね。しかし、たまたまかもしれませんし、勉強の仕方が悪かったのかもしれません。

無意味感を感じる人は、考え方に癖がついてしまっている場合もあります。すぐに意味がないと決めつけてしまうのです。早めに見切りをつけることが大事な時もありますが、時に諦めずに頑張ることも必要です。

少し粘り強く物事を考えてみるのも良いかもしれません。

先のリスクを想像するとやる気が出ない

成功してしまった時のリスクを想像して足踏みをしてしまい、結果としてやる気を失ってしまうことがあります。

リスクにはざまざまなものがあり、失敗するリスク、失敗した時に自分が責任を取るリスク、成功したとしても得られる成果がよいものではないリスクなど、いくつものリスクがあることでひとつひとつが大きく見えて、やる気を失わせてしまっている可能性もあります。

リスクを客観的に見るためにも、紙に書き出して、冷静にひとつひとつの対処法を考えていくと、やる気を失わずに済むでしょう。もし、それでやめることになっても、根本的なやる気が失われることはないでしょう。

リスクを書き出したらキリがない!と思うかもしれませんが、頭の中でもやもやと整理をしきれずに、不安な気持ちになったりするよりは、紙にその一部でも書き出すことに意味はあるでしょう。

やる気スイッチが入っていない

人間にはやる気の出方が人によって異なります。性格によって5つのやる気スイッチがあるということが、職務特性理論というもので定義されています。

上司からやる気をあげようとしてしてもらっていることが、自分にマッチしたやる気アップの方法でなかったり、人に指図されずにやることが自分のやる気をあげると思っていたが、本当は人にアドバイスをもらうことでやる気スイッチが入る人だったときなど、やる気スイッチがうまく刺激されないと人のやる気は上がりません。

後ほど詳しく触れますが、自分にあったやる気アップの方法があるはずなので、それを模索することがやる気アップにつながります。

やる気がでないのは病気?考えられる代表的な2つの病気

うつ病

  • やる気が出ない
  • ふとしたことで泣いてしまう
  • 抑うつ状態
  • イライラする
  • 不安感がつきまとう

このような症状はうつ病の精神状態と言われています。 うつ病は気分の障害と言われていて、本来人は楽しくなったり悲しくなったりと気分が浮き沈みする生き物ですが、そのような喜怒哀楽の変化が起こらなくなってしまいます。

とにかくやる気が起きず、人と話すのも面倒になって引きこもったり、入浴や歯磨きといった日常生活において当たり前のことですら面倒になってしまうのです。その他にも、判断力が落ちたり、考える力が落ちたり、集中力、記憶力の低下が起きたり、自分の無価値感を感じたりします。

気分の浮き沈みの激しい人や、ひとつのことに熱中しやすい人、仕事熱心で責任感が強い人、ルールを守ろうと必死になる人などがうつ病になりやすいと言われています。

基本的な治療方法は、十分な休養と、薬物治療と言われており、心療内科にいけば、うつになりやすい考え方を見直す精神療法などを行ってくれるところもあるので、思い当たるところのある人は一度心療内科で診てもらうと良いでしょう。

無気力症候群(アパシー症候群)

やる気が起きない病気に無気力症候群というものがあります。別名アパシー症候群と言われています。うつ病が人生への脱力感と言われているのに対し、無気力症候群は目標を見失った無気力感と言われていて、下記のような症状があります。

  • 感情の起伏が小さくなる
  • 意欲や行動力が極端になくなる
  • 何事にも情熱を注げなくなる
  • 何をしても楽しめなくなる
  • 無関心になる

引用元:https://careerpark.jp

無気力症候群になる原因は「ストレス」と言われていて、本来人はストレスを感じるとそのストレスを対処したり、ストレスを忘れてしまおうとしたりしますが、ストレスが大きすぎてどうしようもないと思ってしまった時に、無気力症候群に陥るようです。

下記は無気力症候群のチェックシートです。

  • 本業(学業や仕事)に対して無気力である
  • 趣味に対しても無気力状態である
  • 精神状態が不安定(落ち込む、不眠、食欲がない)
  • 無気力が続いていることに焦っている
  • 完璧主義者、もしくは勝ち負けを気にする性格
  • 10代後半から20代前半の男性

引用元:https://careerpark.jp

2〜4つあてはまる場合は、無気力症候群の可能性があり、すべてあてはまる場合は可能性が濃厚です。一度精神科で診てもらうことをおすすめします。

仕事にやる気が出ない時の対処法6選(仕事編)

将来をイメージする

仕事に追われる日々を送っていると、いつのまにか目の前のことを一つ一つこなすことだけに意識が行ってしまうことがあります。その結果、仕事をやることにはやるが、いまやっている仕事は何の意味があるのだろうと思ったり、一体何をしているんだろうという思いにかられ、やる気を失ってしまいます。

先ほども言いましたが、人間は意味を感じられないことに対しては、やる気を出すことができない生き物です。

やる気が出ない状態で日々の仕事をこなしていると、効率も落ち、さらに仕事に追われるようになり、やる気が落ちるスパイラルに陥ります。

そんな時は、忙しい中でも少し時間をとって、将来のことをイメージしたり、目標を立てたりしましょう。そうすることで、今やっている仕事の目的や意味合いを見直すことができ、仕事へのモチベーションも高まるはずです。

将来のことを考えるときのポイントは、遠すぎず近すぎない未来を想像することです。

今にいっぱいいっぱいだったり、今が忙しすぎて、考えられない…という時ほど、今やっていることに対する無意味さを感じてしまい、やる気を失ったりすることもあります。自分で意識的に考える時間を作り、将来、未来に目を向けてみるのも効果的かもしれません。今やっていることに対する意味を見いだせるでしょう。

人に自分の仕事を話す、教える

仕事で覚えたことを人に教えたり、伝えたりすると人のやる気は上がります。普段何気なくやっていた仕事や、脇目も振らずに懸命にやっていた仕事がいつの間にか人にはまねできないレベルになっていることもあります。それを教えたり知ってもらうと人は驚きます。

長いこと仕事をしていれば、自然とそうなってくるのです。自分がやってきたことが他の誰かに認められれば、人のモチベーションは上がります。社会的なつながりを感じたり、無意味感を解消することができるためです。

いまの仕事にやる気を感じられない時は、仕事を通じて覚えたことを、人に話してみてはいかがでしょうか。自分では当たり前になっていることが、当たり前ではなかったことに付き、仕事の意味を見出せれば、やる気も復活し、今まで以上に頑張れることでしょう。

著名人の自叙伝を読む

同じ業界の経営者や、自分と近い年齢の人など、少しでも接点を感じる人の書いた自叙伝を読んでみましょう。

本当いうと成功している一握りの人が書いているものだから、と思いがちですが、成功している人も多くの挫折や失敗を味わった結果、成功しているのです。境遇や経歴などに多少の差はあれど、似たような失敗経験をしているはずです。

成功している人の失敗談を聞くと、自分もがんばらねばと自然とやる気が芽生えてくるはずです。成功している人だからこそ、説得力もありますし、同時に成功する人の凄いところを勉強し、自分に活かすことができるようになれば、一石二鳥といえます。

ひとつの作業に集中してみる

いろいろなことを頭の中で気にしていると、人間の意志の力はどんどん消耗されていきます。先ほどもお伝えしましたが、1日に使える人間の意志の力は有限なので、頭の中にごちゃごちゃとした問題を抱えたままにしておくと、すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。

まずは頭の中にある問題やタスクをすべて紙に書き出してしまいましょう。書き出してしまえば、また紙を見ればパッと思い出します。書き出したことにより、膨大な量を分かりやすく直視し、やる気が失われそうと思うかもしれませんが、そんなことはありません。それだけの量がある場合、脳内で処理しきれていない可能性も大いにあると思うので、書き出すことで脳内はスッキリさせることができるはずです。

その次は他のことは一切忘れて、ひとつのことに集中します。可能であれば誰からも話しかけられない状態にするのがベストです。ひとつのことに没頭すると集中力が上がり、仕事に対するテンションも上がります。試してみる価値ありです。あれこれ頭でやることを反芻する時間はもったいないですので、紙に書き出してみましょう。

とにかく忙しくする

めんどくさいなぁ、仕事行きたくないなぁなどという思考が頭にあると、どうしても仕事のやる気が出てきません。

しかし、とんでもない量の仕事をこなしてエネルギッシュに働いている人は、実はマイナス思考に入るほどの余裕がないくらい仕事を詰め込んでいたりします。

働きたくないと思える余裕をつくらずに、とにかくがむしゃらに仕事をこなしてしまう環境を作ると、出社したらいつの間にか就業時間位なっていたということもあると思います。集中して終えられた仕事は気持ちがいいはずです。

暇な時のほうが時間が経つのは長く感じます。忙しく充実した時間を過ごすことでやる気がない….と悩むことも無くなっているかもしれません。

人間は怠けられれば怠けてしまう生き物ですから、忙しくするには、時に周りの人の力も必要になるかもしれません。少し意識的に仕事を詰め込んでみてはいかがでしょうか。

我慢をしない

もちろん仕事では、我慢が必要なシーンはたくさんあります。しかし、時には我慢せずに行動してみると、意外とすっきりして、仕事にやる気が出ることがあります。

例としてあげられるのは、眠くて仕方がないとき。眠くて仕方がない状況では、眠気をこらえながら仕事をすると逆に効率が落ちて、なかなか仕事が進まないこともあると思います。そんなときは一度10分でもいいの寝てしまうのがよいでしょう。会社のデスクで寝るのは難しいという方は、トイレや公園のベンチなんかで少し寝てみてもいいでしょう。

また、意見があるのに自分の意見をがまんしてしまうのもやる気が削がれていってしまう原因となります。意見があるときは積極的に手を上げて前に出てみましょう。意見が通れば周りに必要とされるようになり、仕事へのモチベーションも上がります。たとえ、意見が通らなくても、発言することで仕事に関与している気持ちが高まり、やる気は上がるはずです。

時には我慢をしないことも重要です。メリハリをつけて仕事に取り組んでいきましょう。

勉強にやる気が出ない時の対処法5選(勉強編)

勉強する場所をきれいにする

勉強をしなければいけないときに、勉強する机がもので溢れかえっていたりすると、自分では気にしていないつもりでも実は目に入って気が散ってしまって、やる気が削がれている可能性があります。

整理整頓をすると頭もすっきりして、勉強にむかいやすい状態になるはずです。注意点としては、時間を区切って整理整頓を行うこと。部屋中の整理整頓を始めて、昔のアルバムを開いたり、漫画を読み始めては収拾がつかなくなります。

勉強に使う机の周りの範囲を決め、その範囲内を綺麗に保つよう心がけると無理なくきれいな状態を保つことが出来るでしょう。

自分にご褒美をあげる

なんとなく勉強がはかどらなかったり、勉強から逃げ出したい、やる気が出ない、というときは、範囲や時間で目標を決めて、その目標を達成したらご褒美を自分にあげるようにしてみましょう。

この範囲まで終えたら、アイスを食べよう。19時までに勉強をなんとしても終えて、テレビを見よう。夏休みの宿題は明日までに終えて、旅行に行こう。なんでもOKです。

5分だけやってみる

どうしても勉強が手につかないという時は、5分だけでもよいので勉強してみましょう。やる気が全くなくても大丈夫です。とにかくやってみることです。

行動を起こすと脳に刺激が行き、やる気が自然と出てきます。逆に行動を起こさないとやる気は起きてこないです。やる気が出てから行動するのではなく、行動することでやる気が出ます。まずは5分から始めましょう。

自分に「とりあえず5分だけ!」と言い聞かせて机に向かうキッカケさえ作れれば案外そのまま勉強に取り組めるかもしれません。

簡単なところから始める

勉強を始めて、いきなり難しい問題から解いたり、真新しい概念を理解しようとすると、まだ頭が勉強モードに入りきれていないので、なかなかペースもやる気も上がってきません。

勉強のやる気をスムーズにあげるには、まずは簡単な問題であったり、自分がある程度知っている分野から勉強を開始することです。ちゃんと問題が解けたり、理解することができれば、自信がつきテンションも上がってきます。難しい分野に手を出すのは自信のある自分を呼び起こしてからでも遅くはないはずです。

まずは簡単な問題で頭も勉強モードになってきたころに、難しい問題や新しいことに挑戦していきましょう。

栄養を補給する

勉強のやる気を持続させるには、脳に必要な栄養をとることも重要です。脳にとって必要な栄養素のうち代表的なものとして、ブドウ糖が挙げられます。また、脂肪も重要で、青魚に含まれるDHAやオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸、ナッツなどに含まれるアルファリノレン酸などが脳にいいと言われています。

ブドウ糖が多く含まれている食品は以下のようなものがあげられます。

ラムネ

ブドウ糖を非常に多く含む食品として、ラムネが挙げられます。すっきりした味が特徴のため、頭が働かない時には味わいの面でも効果的です。ブドウ糖のかたまりのような食品ですので、ブドウ糖補給には最適です。

米やパン

いわゆる炭水化物が豊富と言われる食品も、ブドウ糖を多く含んでいます、米やパンは最近はダイエットの一環としては省きがちですが、三食のうち一食ではしっかり取りましょう。

麺類

米やパンと並ぶ炭水化物の麺類ですが、米やパンに比べて摂取がしやすく、体の不調時でもブドウ糖を効率よく摂取できるという点で覚えておきましょう。

ブドウ糖補給食品

最近では勉強前や仕事前のパフォーマンスを高めるため、マシュマロのような食べやすい食感で効率よくブドウ糖を補給できる食品がスーパーなどで販売されています。

脳は栄養を貯めておくことができないので、脳に行った栄養はどんどん消費されます。なので、まめに栄養を補給することが脳を活性化させ、やる気を持続させるコツです。

どうしてもやる気が出ない時の相談相手

どうしてもやる気が起きない時は、一人で抱えていてもどうしようもない時もあります。そんなときは誰か他の人に相談してみましょう。

下記に相談相手の例をいくつか挙げています。まずは親に!などというルールはないので、すぐにアドバイスを送るような人ではなく、じっくり話を聞いてくれそうな人に相談してみましょう。

  1. 学生時代の友達、先輩、後輩
  2. 学生時代にお世話になった先生
  3. 妻(夫)や恋人(彼氏・彼女)
  4. 自分の父親、母親
  5. 自分の兄弟(または姉妹)
  6. 自分の親戚
  7. 会社の上司、同僚、部下
  8. 民間のカウンセラー
  9. 医師

引用元:https://biz-shinri.com

ここにあげた人以外にも、身近にいる人でこの人なら相談できるという人がいれば、その人に相談してみましょう。誰か人に話すだけでも、悩みは軽くなりますので、あまり思いつめずに、誰かに話してみるのが大切です。

あなたにあったやる気アップはどれ?やる気スイッチ診断

これまでやる気をあげる方法をいくつか紹介してきましたが、やる気が入る方法は、実は人によって異なります。異なるやる気スイッチを5パターン紹介します。自分に合うパターンが一つであるということはありません。自分にあったパターンはいくつあるかチェックしてみてください。まだ、どれかわからないという方は、日常生活においてどれがやる気が上がるパターンなのか考えてみてください。

とりあえず今できることは?

タイマーをかけて取り組んでみる

少しだけ!と区切りをつけて行うことで、手をつけることはでkるようになるかもしれません。

椅子に深く座って、姿勢を良くする

え、それだけ??と思うかもしれませんが、意外と効果があるものです。やる気がない時に背筋がピン!としていることって無いですよね。自然にだらーんとしてしまっています。机に突っ伏したり、横になったり。まずは姿勢から気をつけるのも手かもしれません。

宣言をする

ダイエットでもよく聞く宣言をする効果は、やる気がない時にも効果的です。やらなくてはいけないこと、目標などを紙に書いて家の壁に貼って宣言する方法。友人や家族に宣言する方法。SNSでつぶやいてみる方法など宣言する方法はたくさんあります。まずは宣言をすることでやる気をだすことにつなげてみましょう。

自分の経験を活かせるとやる気アップ

自分が培ってきた経験やスキルを使うことでモチベーションが上がるのがこのタイプです。

もし、今やっている仕事がこれまでの経験を活かせていないと思っても、よく共通点を考えてみると活かせる部分はあるはずです。自分の経験をフルに活かせないかしっかり考えることが、やる気アップのコツです。

仕事の全体感が見えるとやる気アップ

もらった仕事の全体像が見えないと意味を感じられず、やる気が上がらないのがこのタイプです。

もし、いまやっている仕事が全体の一部であるのに、その全体が見えていなくて、やる気を失っている場合は、その仕事の全体像を把握したり、一つ一つの仕事の関連性を意識するようしましょう。自分で考えて分からない場合は、人に聞くのもいいでしょう。

やる意味を感じられるとやる気アップ

やることの意味や周りの影響がわからないとやる気が出ないタイプの人もいます。

このタイプの人は、仕事や勉強をした結果、どのようなことが得られるのか、周りにどのような影響があるのか、より具体的にイメージすることでやる気が上がります。無意味感を感じている時は、イメージを膨らましてみましょう。意味を自分なりに見つけることができるまでイメージを重ねていくことが大切です。

どうしても自分で考えても答えが出ないという人は、周りの人に意見を聞いてみるのも1つの手です。

自分で判断してできるとやる気が上がる

他人から指図を受けることを嫌って、自分で決定してやっていくことにやる気が出るタイプの人もいます。

このタイプの人は起業家タイプなので、組織に属す働き方ではやる気が出ない傾向があります。いまの仕事の環境で自分の采配を振ってできるよう検討してみましょう。もし、できないのであれば、独立も視野に入れましょう。

誰しもが会社で指示を受け働くことが得意なわけではありません。自分で意思決定を行い、仕事を進めていきたいのであれば、自分に1番あった形で働く方法は無いか模索してみる必要があるでしょう。

フィードバックをもらうとモチベーションアップ

このタイプの人は、自分が行ったことが成功であれ失敗であれ、どのような結果になったか、フィードバックが得られることがモチベーションになります。

いま、一人で闇雲に仕事をしている感覚があるのであれば、自分の仕事に関わりのある人からフィードバックをもらえるような環境を作って、やる気アップをめざしましょう。

誰かから仕事を見てもらうことは、自分への成長にもつながりますし、やる気も出てメリットが多いです。積極的に行うことで、スキルとともにやる気もあげていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?やる気が出ない原因は様々ですが、自分にあった方法を探ればコントロール可能であることが多いのです。また、やる気を出すためには、周りの人に手伝ってもらうことも重要です。もし、本当に悩んでいて、自分ではどうしようもないという人は、専門家に相談してみましょう。本記事を通じて、やる気を出すことができたという人が増えてくれたら、筆者の私もやる気が上がりそうです。