何もしたくない!どうしてもやる気が出ない原因とその解決方法
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【やる気の出ない原因1】ストレス
多忙な毎日、煩雑な業務に追われる毎日など、精神的に休まらない状況が続くと、人間はだれしもストレスを抱えるようになります。そのストレスが慢性的に過剰になっているような状態になっていると、やる気が出ない日が続くことがあります。
ストレスが溜まってきているな…と自覚できているとまだ対策しやすいかもしれませんが、無自覚のうちにストレスが溜まっていることもあります。最近、忙しくて息抜きできていない、日々の生活の中に楽しみが見いだせない、なんてことはありませんか。気づかないうちにストレスは溜まっているものです。
人間の感情をコントロールしているのは、ブドウ糖です。しかしストレス状態が長引くと、常にブドウ糖が不足している状態になりますブドウ糖はやる気に導く物質でもありますから、ブドウ糖が常に不足していることで、やる気の出ない状態が続きます。
そのため、やる気がどうしても出ない状態で、ストレス状態が続いているときは、ブドウ糖を多く含む食品を生活の中に取り入れるようにすると良いです。例えば、バナナやリンゴ、お米やパンです。今は、ブドウ糖としてタブレットのようなお菓子も販売されていますので、チェックしてみるのも良いかもしれません。
食べ物から解決を測っても良いですが、根本的なストレスを解決することを心がけましょう。意識的に息抜きする時間を作ることが大切です。忙しい日々でなかなか時間を作ることが難しいかもしれませんが、お湯にゆっくり浸かる、好きなことをする時間を作るということでもリフレッシュになります。
やる気が出ずに、仕事や勉強ができなくなってしまったら、意味がありませんから最初は無理にでも時間を作ってみることも必要かもしれません。規則正しい生活も心がけましょう。
【やる気の出ない原因2】肉体的な疲れ
肉体的な疲れた状態が解消されていない場合は、やる気が出ないことがあります。完全に体力不足になっているので、休みを取って、疲れを完全に解消する必要があります。疲れがたまった状態でもどうしても働かなくてはならない、エンジンをかけなくてはならないというような状況であれば、ストレス状態のときと同じように、脳にブドウ糖を与えてあげることで、やる気を取り戻すことができます。
特に炭水化物は、体の疲れを整え次のエネルギーを取り戻す手助けをしてくれますので、お米やパンなどを朝食、昼食に積極的に取り入れるようにしましょう。朝食を食べる習慣がない場合は、リンゴやバナナを口にするだけでも、ずいぶんとやる気が取り戻せます。
【やる気の出ない原因3】睡眠不足、不規則な生活
睡眠不足や不規則な生活が続くと、思考がアンバランスになってゆき、「やらなくてはいけないのはわかるけれども、どうしてもやる気が出ない」という心の葛藤を起こしやすくなります。人は朝起きて、夜一定の時間に寝るという規則正しい生活ができているうちは、心の安定が図れます。
しかし、その生活のバランスが崩れると、心の安定が崩れ、やる気のエネルギーが乱れてゆきます。仕事に対してできるだけ安定したやる気やモチベーションを維持してゆきたい場合は、一度自分の中に作り上げた規則正しい生活のリズムを崩さないように工夫をすることです。
また、睡眠はできる限りいつも同じ時間帯でとるようにし、睡眠不足にならないようにしましょう。一般的に月曜日になると仕事に対してやる気が出ないことが多いですが、それは土日のお休みの時に生活のリズムが崩れるからです。休日であっても、生活のリズムを崩さないようにして、十分な睡眠をとることで、前向きな気持ち、モチベーションを維持することができます。
なかなか寝付きが良くないという人も、布団に入り仰向けになって目を閉じるだけでも疲れを撮る効果がありますので実践してみてください。
【やる気の出ない原因4】運動不足
人間の体は、適度な運動をすることで体のバランスを整えられるようにできています。昨今の研究では、1日7000歩以上歩くと、認知症予防になるといわれています。そのぐらい毎日の運動は、体と心の健康を維持することにつながるのです。普段あまり歩かない、あまり運動しないという人は、やる気が出にくくなります。
それは運動不足によって知らないうちにストレスが溜まって解消できずにいたり、身体の緊張をほどけず、やる気スイッチが入らないことにつながっています。運動をするということは、ストレスやうつ、不安、依存症を改善し、やる気エネルギーを取り戻してくれる力が沸いてきます。
運動は激しい運動でなくて構いません。ウォーキングやストレッチ程度でも、今まであまり運動したことがない方には十分に運動不足を解消できます。一駅歩いてみるのもキッカケとしては良いかもしれません。
【やる気の出ない原因5】目標が高すぎる
やる気の出ない原因として考えられることのひとつに、「自分の目標設定が高すぎる」ということがあります。高い目標を設定するのですから、根本的にはやる気があって、自分を高めようとする意識が高い方です。
しかし、その目標設定が自分の今の実力と距離がありすぎる場合、つまり、目標設定が高すぎる場合、その目標になかなかたどり着けなくてヒートアップしてしまうことがあります。こういった場合は、自分の目標の設定を見直す必要があります。
自分が立てた目標をもう少し細かく分割して、最終ゴールまでの間に、細かい小ゴール(通過点)を作ってあげると、目標をひとつひとつクリアする意識ができて、やる気が取り戻せます。また一日の業務についても、作業内容を細かくリストアップして、ひとつ作業を達成するたびにチェックを付けていくようにすると、やる気が続いてゆきます。自分にとって無理のない範囲で目標を細かく立てていきましょう。
【やる気の出ない原因6】うつ
やる気の出ない原因のひとつに、ストレスを挙げましたが、そのストレスがずっと解消できずに過剰な状態が長期間続くと、人によってはうつの状態になります。何事に対してもやる気が出ない、前向きになれないなど、心が落ち込みやすくなってきたときには、迷わず心療内科へ行きましょう。
普段の生活の中でも、「やらなくちゃ」とか「頑張らなくちゃ」と自分を追い込みすぎるタイプの人は、上手にストレス解消するように心がけてゆきましょう。ストレス状態が続きすぎると、ある日突然「ぷちっ」と糸が切れたかのように、何もできなくなります。
大切なのは自分自身に対するハードルを下げ、自分を容認してあげること。それによって、頑張らなくてもいいんだと自分に理解させることが必要です。近くの人に相談することも難しい…という場合は医療機関を受診してみましょう。少し行きにくいかもしれませんが、結城を出して行ってみましょう。自分では気づかなかったことに気づき、早くやる気を取り戻すことができるかもしれません。
【やる気の出ない原因7】頭の中がまとまっていない
やるべきことや考えなくてはいけないことがありすぎて、頭の中がごちゃごちゃになってしまっているとき、やる気のエネルギーが出ないことがあります。
やりたいことやろうと思っていることは頭の中でわかっているのに、机の前に向かうとやる気がでず、何から手を付けたらいいか急にわからなくなってしまうことがあるのです。 そんな時は、一旦やるべきことを整理して、今すぐやるべきこと、最後にやればいいことなど、作業に順位をつけてひとつひとつこなしていくようにしましょう。
目の前の作業に集中するようにしてゆけば、頭の中が整理されて、やる気が取り戻せます。
また、仕事場の環境を変えたり、机の上を整理整頓してみるのも、頭の中をいったん整理する方法のひとつです。