注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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いつもだからって放置してない?

女性は、生きていく以上は、生理と向き合っていかなければいけませんよね。生理というのは、痛みを伴いますから、女性からしたらかなりの煩わしさを感じることでしょう。そんな生理を抱える女性の中には、こんな女性っていませんか? 生理の真っ最中はもちろんのこと、「生理前からお腹が痛くなる」という女性です。リサーチしてみると、実は結構多い傾向にあるようなんです。今、この記事を読んでいる人の中にも「私もそうかもしれない」と、 思い当たっている女性もいるかもしれませんね。

でも、「いつものことだから」という理由で、ほったらかしにしている女性がたくさんいます。 しかし、それは注意が必要かも!?もしかしたら、何かの病気のサインかもしれないんです!そこで今回は、「女性が抱える生理前の痛みの概要」に関して、焦点を当てていきたいと思います。よく見られる痛みの原因や、おすすめの対処法などにも触れていくので、今後の役に立ててみてください。

生理は女性ホルモンのバランスの影響がある!

生理には、女性ホルモンのバランスの影響がつきものです。大きく分けると、2つのホルモンのサイクルに分別されます。

まず一つ目は卵胞ホルモンです。これは、エストロゲンが分泌される卵胞期となっています。生理がスタートしてから、次の排卵が始まるまでの間に分泌されることが多いホルモンです。

もう一つは黄体ホルモンです。これは、プロゲステロンが分泌されています。黄体ホルモンによる腹痛は、生理の前兆にプラスして、自律神経のバランスが乱れている時に起こりやすいと言われています。心と体のバランスが取れていない時に発生しやすい腹痛なので、生理前にお腹が痛くなる女性は、ストレスを軽減させる意識を持ってみましょう。

どちらのホルモンの分泌に関しても、大きなトラブルというほどの原因ではないので、深く気にしすぎる必要はありません。あまりにも気にしすぎてしまうと、ますます余計な痛みを引き起こす可能性があります。どうしても痛みの原因が解析できない場合には、病院で相談してみてください。

女性特有の病気かも?

女性ホルモンの分泌以外の原因で考えられるのは、女性特有の病気のサインです。具体的に言うと、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮筋腫などとなっています。本当にこれらの病気のサインなのかどうかについては、血液検査を行ったり、超音波画像検査を行うことで、ある程度の判別が可能です。

従って、ホルモンの変化やストレスの蓄積などに心当たりがない女性は、この痛みを放っておかずに、病院で診察してもらうことをお勧めします。早期発見につなげることができれば、大きな病気に繋がる前に対処することができるでしょう。病気のサイン以外で言うと、排卵の痛みの場合もあります。

しかし、排卵によって発生する痛みに関しては、痛みの原因はわかっていても、「腹部のどの部分が傷んでいるのか?」は、 特定が難しい場合も存在しているのです。 従って、どうしても腹痛が我慢できない場合は、医師との連携をとって、慎重に検査していく必要があります。 かかりつけの病院を一つ 見つけておくといいかもしれません。

ストレスをためないようにしよう!

ストレスをためないことがおすすめの対処法です。ですから、ストレスの原因をちゃんと理解しておく必要があります。それにまつわるストレス解消法をいくつか自分の中で作っておく必要もあるでしょう。おすすめのストレス解消法には次のようなものがあります。

運動をする

体を動かすことでストレス解消につながるというのは、医学的にも推奨されているぐらい効果があります。

ストレスの原因となっている場所から離れる

もしも「 場所や環境」 がストレスの原因になっているのあれば、近づかないのが一番!もし、ストレスの原因が職場などの場合は少し難しいかもしれませんが、 そんな難しい状況の中でも、 距離を置く努力をしましょう。

眠る

眠るというのは、人間の 体の疲れや心の疲れをリセットさせてくれる大切な行いです。睡眠不足の女性も多いと思いますが、生理痛が起こる前だけでも、睡眠時間を確保する努力をしてみましょう。

食べたいものを食べる

ストレスがたまると食事したくなるというのはよくある現象だと思います。それでストレスが軽減するのであれば、無理せずに食べて しまいましょう。しかし、食べすぎは要注意です! 健康を崩さないようにほどほどにしてください。

生理痛が酷い場合はどうすれば良い…?

あまりにも生理痛がひどい場合には、医師のもとで治療するのが一番の対処法です。患者さんの状態によっては、鎮痛解熱剤などを使用して、一時的に痛みを和らげてくれる場合もあります。だから、かなり楽になることでしょう。時には、期間経口避妊薬を使って、排卵をコントロールすることもあります。 しかし、これらのようなお薬の活用は、長期間にわたってトライする必要があるので、必ずしも全員に試される方法ではありません。

薬の対処以外で言うと、ライフスタイルの見直しを相談される場合もあります。例えば、睡眠・運動・食事・体温管理です。このような取り組みをすることで、薬を必要とすることなく早期解決に導くことができます。

しかし、これらの治療方法は、子宮内膜症や 子宮筋腫などには効果を発揮しません。そのような症状が原因になっている場合には、手術をして卵巣を摘出しなければいけない場合もあります。ですから、治療法は 医者と一緒によく検討して選ぶようにしましょう。