【口唇ヘルペス】やっかいな口唇ヘルペスを治すには?実践したい治療法まとめ!
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口唇ヘルペスとは?
口唇ヘルペスの原因はウィルスによるものです。また、感染しても発症するとは限らないのも特徴で、免疫力が弱ってから始めて症状が出るのも特徴となっています。特に乾燥した時期で唇が荒れやすくなっているときや、風邪をひいたときに注意が必要です。冬だけに限らず、夏風邪を引いたタイミングで発症する人も多く、半年に一度程度再発を繰り返すと言う人も多いのです。
また、ヘルペスは完治しない病気としても知られています。これはウィルスを身体の外に出すことができないためで、あくまで交代などを作って症状を鎮めるのが基本になるからです。しかし、一度交代が出来るとヘルペスの症状はかなり抑えられるようになります。比較的軽度のヘルペスであれば薬による治療やしっかりとした休息でおさめることができるため、初期症状での対処が重要になるのです。体調管理に気を使うことは大切なポイントで、マスクなどをして唇の荒れやウィルスの飛散を防ぐことも大切になってきます。
口唇ヘルペスはこうしてなる!
初感染
多くは子供のころにヘルペスウイルスに感染し、気づかない場合もあります。大人になってから初感染すると、症状が重いことが多く、再発を繰り返しやすいと言われています。
潜伏感染
一度感染すると、ウイルスは三叉神経節と言われるところに一生住み着きます。これを潜伏感染と言います。体調が悪くなると、ウイルスが暴れ出し、再発します。
再発
潜伏感染しているウイルスが、再び暴れ出すことを再発といいます。
口唇ヘルペスはうつる!
注意したいのが、口唇ヘルペスはうつるということです。唇などの粘膜同士の接触の他にも咳などによって出る唾で飛沫感染を起こすこともあります。また、唇以外のヘルペスを持っている人との接触でもうつることがあるにも気を配る必要があります。ヘルペスは唇以外にも、顔や歯茎、指、性器など様々な場所で発症するのです。ヘルペスになっても自覚症状がない人も多いだけでなく、潜伏期間もあるためはっきりと確認することが難しいケースもあるのです。
そのため、不用意な他人との接触を避ける事や、マスクなどをして飛沫感染を防ぐことが重要になってきます。 自分が感染しているときも他人にうつさないように配慮が必要になります。唇に触れた後の指先なども感染源になる点にも注意が必要なのです。症状が落ち着けば感染リスクは低下するものの、風邪などで咳が出続ける場合はマスクをすることも重要な配慮になります。唇に触れたマスクやタオルも感染源となる点にも注意が必要で、特に子供など抵抗力が弱い人間がいる場合は注意して管理することも大切なのです。
口唇ヘルペスの薬って?
口唇ヘルペスの治療薬は、皮膚科などで処方されるものと、ドラッグストアなどで購入できる軟膏やクリームなどに分類されます。基本的に始めてかかった時は病院で診察を受けた方が良く、早目に治すポイントになってきます。これはウィルスの増殖を防ぐ内服薬などはドラッグストアでは買えず、医師の処方が必要になるためです。
ヘルペスは再発することがあるため、再発時には市販薬で対処できることが多いものの、初期段階では専門家の判断を仰いだ方が良いのです。また、口唇ヘルペスかどうか見誤ってしまうと、症状が長引くことや、後遺症が残ることも考えられます。これは口唇ヘルペスによく似た病気があるためで、対処を誤るリスクが増してしまうからです。
ドラッグストアでクリームなどを買う際も、薬剤師から購入する必要があり、薬剤師不在の場合は購入自体が出来ない場合もあります。これは薬効成分が強いためで、用法や容量を誤ると副作用の恐れもあるからなのです。
口唇ヘルペスはどうやってできる?
口唇ヘルペスはウィルスが増殖することで起こります。ウィルスが増殖することでピリピリ、ヒリヒリといった痛みや痒みを感じるようになり、やがて水ぶくれが出来てしまいます。痛みや痒み炎症のサインで、違和感を感じた状態で治療を始めれば水ぶくれなどが発生する前に食い止められる場合もあるため、異常を感じたら早目に治療をすることが大切になるのです。
治療の際のポイントは、内服薬や軟膏、クリームなどを利用しながらウィルスの増殖を抑えることが基本になります。免疫力が強くなればウィルスは体の中の抗体が処理してくれます。ウィルス自体を殺す薬や体の外に排出する薬は存在しないため、免疫力を高めることもが重要になるのです。
水ぶくれができた状態でも、順調に治ればかさぶたが出来て表面が乾燥していきます。この状態でまた湿気を与えたり、余分な水分を与えると雑菌の繁殖を招くことがあります。かさぶたが出来たらクリームなどの使用をやめ、自然に治るのを待つことになるのです。
口唇ヘルペスを早く治すには?
口唇ヘルペスを早く治すポイントは、早目に医師の診察を受ける事です。これは内服薬の使用を行うか行わないかでウィルスの増殖速度が変わるからで、早めに対応すればするほど症状が軽くなるからです。再発などの症状が出る場合も前兆ががある場合が多いため、早めに塗り薬やクリームを使って治療することが大切になります。
また、ヘルペスが発症する場合は免疫力が弱っていることが多い点にも注意が必要になります。食事のバランスが乱れていることや睡眠不足、仕事などのストレスが重なると発症しやすくなるのです。安静にすることが基本になるだけでなく、不用意な外出で他の人に感染させないことも大切なポイントになってきます。
早く治すことを目指すのであれば、マスクなどにも工夫が必要になってきます。これは唇に触れるタイプのマスクは痛みを伴うことが多く、湿気が溜まって雑菌が繁殖する原因となる事もあるからです。他人に移さないことを重視するのであれば、立体マスクなど唇に触れないものを選び、そうでなければなるべく唇に刺激を与えないことが大切になるのです。
セルフチェックの方法
- こういう症状が初めてですか?
- 患部が広範囲
- 水疱が大きい(小豆大)
- 頭痛がありますか?
- 疼痛がひどいですか?
- アシクロビル又はバラシクロビル製剤にアレルギー症状を起こしたことがありますか?
- 使用者は6歳未満の乳幼児ですか?
- 患部が唇とそのまわりをのぞく部位ですか?
このような症状がある場合は、早めに病院で診てもらうとよいでしょう。自己判断は危険なので禁物です。