注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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イボ痔とは?

イボ痔というのは肛門付近にできる出来物の事です。痔と聞くと「男性に多い病気なのではないか?」と思うかもしれませんが、実は女性にとってもイボ痔は起きやすい病気となってきているのです。

その理由の1つとして、女性には妊娠と出産という大きな役目を持っておりますが、この時にイボ痔を起こしてしまう方が多いのです。そのため、出産後にイボ痔治療を受ける方も多く、決して他人事ではないのがイボ痔の恐ろしい所です。また、女性に多い悩みでもある便秘や冷え症といった体調不良からイボ痔の原因となってしまう事もありますので、妊娠・出産後以外でもイボ痔になるリスクは潜んでいるのです。

そのため、「イボ痔=男性の病気」というイメージは今や崩れ去り、女性のほうがイボ痔になりやすいため、女性にとっても新たな厄介物になりつつある存在です。また、イボ痔のある意味で最も辛い点が「誰かに相談しづらい、恥ずかしい」という悩みを抱えやすいため、一人で悩んで精神的にも憂鬱な気分にもなってしまいます。

どうして時になる?

痔になる原因の主なものは、便秘・下痢・排便時のいきみ・座りっぱなし等があります。便秘等で便が硬くなると、排便の際、肛門に圧力がかかり、出口が切れてきれ痔になったり、肛門の静脈叢と呼ばれる血管の集まった部分がうっ血して、いぼ痔になったりします。

引用元:http://www.borraginol.com

イボ痔の症状

イボ痔の症状は何よりも「痛み」です。なぜなら、肛門付近にできるため、トイレに行く時も当然痛みますが、人によっては座っているだけでもズキズキと痛みが続く人もいるのです。イボ痔は文字だけ見れば「ただのイボが出来るだけじゃないの?」と思われがちですが、イボ痔も肛門の外にできる「外痔核(外にできるイボ痔の事)」だとズキズキとした痛みを常に感じてしまいますので、トイレで便をしようとしてもイボ痔の痛みで力が入らなかったり、場合によってはイボ痔から血が出ることもあります。

また、肛門内部にできる「内痔核」だと痛みを感じにくいですが出血しやすく、便に血が混じってしまうことがあります。しかも、症状が進むとこの内痔核が外に出てしまい、自力では戻らなくなって痛みを伴うようになります。このような状態を「脱肛」と呼び、こうなるともはや手術を受けなければ治らないほどになります。そのため、イボ痔は痛みを我慢してまで自然治癒に頼れば何とかなる保証もありませんので、早めの治療を検討したほうが賢明です。

イボ痔になりやすい人とは?

イボ痔になりやすい人として、冷え性に悩んでいる方が要注意とされています。まず、冷え性は常に冷えているような感覚がある状態であり、その原因も血の巡りが悪くなってしまうために起きるとされています。

そして、イボ痔も血の流れが悪くなるためにできるため、冷え性の方は肛門を暖めるなどの対策をする事でイボ痔を予防することが出来ます。ただし、すでにイボ痔が出来ていると暖めてしまうのは逆効果であり、余計に痛みを感じるようになりますので注意してください。また、冷え性でなくてもずっと座った姿勢のままでいるオフィスワークやタクシーの運転手もイボ痔になりやすいのです。

なぜなら、長時間仕事で椅子に座り続けると肛門周辺が圧迫されている状態になり、血の巡りが悪くなります。そのため、長く椅子に座ったりする仕事が多い現代人に多く現れる病気になりつつあります。もし、長く椅子に座った姿勢が続くお仕事であれば、1時間起きに立ち上がって肛門の血の巡りを回復させるだけでもイボ痔の予防になります。

いぼ痔の重症度は?

I度の内痔核

排便のときにいきむことで、トイレットペーパーに少量の出血が見られる程度の段階がこれにあたります。痛みなどの自覚症状もない場合が多く、気づきにくい初期段階ともいえます

II度の内痔核

排便時に痔核が外に飛び出す「脱肛」の症状が見られますが、自然に戻る段階はこれにあたります。出血については個人差があります。

III度の内痔核

排便時のいきみによって脱肛してしまい、指などで押さないと戻らないようであればこの段階であると言えます。出血や痛みを感じることも多いです。

IV度の内痔核

排便時以外にも脱肛したり、痔核を押し込んでも戻らなかったりする場合にはこの段階とされます。出血や痛みも多く、症状としては重い段階といえます。

外痔核

外痔核は原因にもよりますが、基本的には出血があまりないといわれています。ただ、痛みや腫れをともなう場合もありますので、適切な処置が必要です。

引用元:http://www.skincare-univ.com

イボ痔の治療方法

イボ痔の治療方法は2種類あり、1つは薬による治療です。確かに薬であれば自分で塗って治すことができるので、それほど負担でもありませんし、恥ずかしい思いをする事もありません。市販薬でもイボ痔に関するお薬は販売されており、種類としては肛門の中に入れる座薬タイプ、薬として飲んで治す内服薬タイプ、外から塗る軟膏タイプと様々な種類があります。しかし、これらは痛みを和らげるだけであるため、根本からの解決にはなりません。また、自己判断でイボ痔の薬を使用しても的外れだと効果が全くありませんので、恥ずかしいかもしれませんが肛門科の医者に診断してもらい、処方して貰った薬を服用・使用するほうが確実性が増します。

そしてもう一つの治療方法が手術です。手術と聞くとお金も時間もかかりそうなので敬遠しやすいイメージです。しかし、基本的にイボ痔の手術は血がよく出る方や重症化してしまうまで放置してしまった方が受けることが多く、早期発見や初期段階なら薬でまだ治る可能性も高いのです。そのため、イボ痔で悩み続けるよりかは早めに治療を決心し、後々手術になる前に医師に相談して治療してしまったほうが遥かに得策です。

自然治癒もある!?

イボ痔は自然治癒する事ができるケースがあるのもご存知でしたでしょうか。全てのイボ痔が自然治癒するわけではありませんが、初期段階だったりすると自然治癒でアッサリ治ることもあるのです。

ただし、外に出来る「外痔核」は痛みを伴いますので。自然治癒するまで痛みを我慢するのは精神衛生面であまりよくありません。自然治癒がオススメなのは痛みが無い・少ない初期段階であれば入浴時に肛門を暖めたり、座っている姿勢が長時間続くオフィスワーク等では定期的に立ち上がって肛門への負担を減らす事が大事です。

また、硬便もイボ痔を傷つけるので水分補給をして柔らかい便を出すことを心がけ、肛門を常に綺麗な状態に保てば自然治癒でイボ痔の悩みが解決できる可能性があります。しかし、中々治ってる気がしない、血が出たり痛みが増してきた場合は早めに医者に行って診断を受けたほうがイボ痔の悩みとも早くオサラバできます。あくまで自然治癒を目指すのは初期段階の痛みが無い・少ない時だけ限定だけなので、痛みに我慢できない時は早めの診断を心がけましょう。

いぼ痔の予防法

痛みがつらいいぼ痔にならないための予防法を紹介します。日頃から気をつけて予防するようにしましょう。また一度、いぼ痔になってしまった人も次回以降、再発しないよう気をつけるとよいでしょう。

おしりは丁寧に拭く

おしりは、便のカス等が残ったままにならないよう、普段からていねいに拭くようにしましょう。ただし、ゴシゴシこするのではなく、紙を押しあてるようにして優しく拭くようにしましょう。

引用元:http://www.borraginol.com

多くの人は排便後におしりを紙で拭くだけで十分ですが、便の質、年齢等によっては、何回も拭かないと便が取れにくい場合もあります。こうした場合は、トイレの温水洗浄機能等を使って温水で洗うようにするとよいでしょう。

ただし、おしりの皮膚はデリケート。強い水圧で洗ったり、洗いすぎたりすると皮膚炎を起こしてしまうこともあるので注意しましょう。

優しく洗う

紙でゴシゴシとしてしまうと、良くないです。紙では優しくふきとるようにして、ウォシュレットを使用し、温水洗浄を行うこともおすすめです。水流はあまり強くしすぎないようにしましょう。しかし、温水便座も使いすぎると、洗いすぎによる皮膚炎をおこしたり、浣腸的な用途で使うことで、刺激がないと便が出にくくなることもあるようですので注意しましょう。

お風呂は湯船につかる

入浴することは、効果的な予防法の1つと言われています。肛門が清潔になるだけでなく、おしりがあたたまることにより、肛門のうっ血が改善されるためです。そのため、シャワーだけではなく、湯船につかることが重要になってきます。

トイレは3〜5分で!

なかなか便が出ず、長時間力んでしまうのはよくありません。出ないときは無理をせずに、切り上げるようにしましょう。長時間のいきみは、肛門に負荷がかかるため、痔になりやすくなってしまいます。

便秘や下痢にならないように

便秘や下痢は痔の大きな原因の1つと先程紹介しました。便秘による硬い便は肛門を傷つけてしまいますし、長時間のいきみも良くありません。下痢も肛門を刺激したり、細菌の感染を招いてしまいます。暴飲暴食に注意したり、お酒は控えめにするなど、食生活にも気を配りましょう。

朝のリズムをしっかり作る

朝食をしっかりとることが、最も反射で便意が起こりやすい時間帯であると言われています。少しでも長く寝ていたいからと、朝ギリギリに起きてしまっている人も多いかもしれませんが、健康のために少し早めに起きるように心がけましょう。

ダイエットは無理なく

いきなり食事量を激減させたり、断食をするなどの無理なダイエットはやめましょう。食事はしっかり取らないと、便のかさは増えません。少量の便はなかなか便意がおこらず、便秘のもとになってしまいます。

同じ姿勢を続けない

ずっと座りっぱなし、立ちっぱなしと同じ視線を続けることは肛門に負荷がかかりやすくなります。休憩をこまめにとるようにする、姿勢を変えるよう心がけましょう。