注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

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考えられる病気とは?

左脇腹の痛みがあってもそれほど問題のない筋肉痛のこともありますが、体の左に寄っている内臓は重要な働きをするものも多く、痛みは大病のシグナルとなっている場合もあります。

本記事では、脇腹でも特に左の脇腹が痛いときに、その合併症状からどのような病気になっている可能性があるのか、またその病気になったときの対処法、病気にならないための予防法などをご紹介したいと思います。

日頃の生活のどのようなことが病気のリスクとなりうるのか、またいざというときにすぐに対処できるよう、痛みの症状がある方もない方も一度目を通しておくことをお勧めします。

では、まずは命にかかわるほどではないけれど、日常的に起こりうる痛みの原因からご紹介していきたいと思います。

【普段の姿勢が悪く左脇腹が痛い】筋肉痛

脇腹付近の筋肉は日常的に使うことが少ないので、あまり大きな負担でなくても、筋肉痛になってしまうことがあります。

筋肉に負担のかかる動きをしたことで筋肉痛になっている場合は安静にしておけば症状は改善されます。しかし、仕事などで無理な姿勢になってしまっていることで、筋肉に負担がかかってしまっている場合は、姿勢が悪くなってしまっている根本的な問題から解決しなければ、筋肉痛は続いてしまいます。

あまり激しい動きをしていないのに、脇腹の筋肉が痛いという時は、普段の姿勢を見直してみるようにしましょう。

では、どのようにすれば正しい姿勢となるのか具体的な対策を紹介していきます。

クッションを使う

デスクワークで猫背になっている人は、イスに腰当て用のクッションを挟むことをオススメします。クッションを挟むだけで、正しい姿勢になりやすく、座っている姿勢を楽に維持できます。今は、腰とイスの背もたれの間に置く専用のクッションも販売されているので、チェックしてみると良いでしょう。クッションの代わりとしては、タオルなどを挟むのも効果的です。クッションやタオルを挟んだ際には、イスに深く腰をかけ、足もしっかりと床につくよう高さ調節も忘れずに行なってください。

肩甲骨を動かす

肩甲骨が固くなり、動きが悪くなっている人は姿勢も悪くなりがちです。気がついた時に、手を肩に置きながら腕を回したりしましょう。オフィスの中でもできるようなストレッチなので、日頃から意識して行い習慣化させていくことが大切です。

呼吸方法を見直す

意外かもしれませんが、呼吸の仕方も姿勢に大きく関わっています。多くの人は普段、胸式呼吸をしています。胸式呼吸は体と精神を緊張させる交感神経が働いてしまい、肩が上がりっぱなしになっている可能性があります。そんな人は、腹式呼吸を意識しましょう。腹式呼吸を意識するだけで、交感神経をリラックスさせることができ、楽に呼吸をすることができるようになり、姿勢の改善に繋がります。

【左脇腹の痛み、胸焼け、黒い便】胃潰瘍

脇腹の痛みに加えて、以下の症状がある場合は、胃潰瘍の可能性があります。

  • 腹部の痛み
  • 胸やけ
  • 食欲低下、吐き気や嘔吐による体重減少
  • 血を吐く
  • 黒い便
  • 背中の痛み
  • 膨満感

胃潰瘍とは

胃や十二指腸の内側には粘膜があり、そこは常に胃液にさらされています。胃液は、胃酸といい、強い酸性の消化液や消化酵素を含んでいて、食べ物の消化や、食べ物と一緒に入ってきた病原菌の殺菌を行なっています。そのために、胃の粘膜は胃酸などによって粘膜自体を消化し傷をつけないようにしています。

胃潰瘍は胃酸が出すぎたり、胃の粘膜が弱ったときになりやすい病気で、この粘膜を保護している仕組みが壊されてしまうと、胃の粘膜が傷ついて、胃液にさらされて粘膜を消化してしまい、粘膜や組織の一部が無くなります。これが胃潰瘍と呼ばれる症状です。

胃潰瘍は40代以上に多く、十二指腸潰瘍は20~40歳に多いことも特徴の一つです。

痛みの感じる度合いはひとそれぞれで全く痛みを感じない人もいます。痛みを感じる方は胃酸が出始める食事中や食後に多いと言われています。悪化すると、胃に穴が開き、空いた穴から胃酸がもれることで腹膜炎を引き起こす可能性もあり、注意が必要です。

胃潰瘍の原因

胃潰瘍の原因には以下のようなことがあげられます。

おもなものとしては、過労やストレス、脳や肺、肝臓などの慢性病、解熱消炎鎮痛薬、降圧剤などの服用などが考えられます。 他にも、以下のようなことも原因となっている可能性があります。

  • ピロリ菌
  • 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の服用
  • 低用量アスピリン(抗血栓療法)の服用
  • 熱すぎるもの、冷たすぎるものを食べ過ぎ
  • 香辛料やかんきつ類などの刺激物を取りすぎている
  • 喫煙
  • 飲酒
  • カフェインや炭酸飲料
  • 暴飲暴食

上手にストレスコントロールしたり、慢性病の治療に取り組む、可能であれば胃潰瘍の原因となる薬の服用を中止するなどすることで、胃潰瘍は改善されます。

もし、血を吐いたときは、かなり悪化している状況なので、様子を見るのではなく、すぐに内視鏡治療のできる病院へ行きましょう。救急車を呼んでも良いでしょう。

【左脇腹が痛い、吐き気やお腹の膨張感】急性膵炎

初めはチクチクとした違和感が起き、次第にみぞおちから左の上上腹部にかけて激しい痛みが生じてきた場合は、急性膵炎の可能性があります。痛みの感じ方には個人差があるようで、軽い鈍い痛みが継続する場合、転げ回るような激痛が走る場合など様々なようです。しかし、痛みと重症度が必ずしも比例しているわけではないので注意が必要です。

他にも、

  • 吐き気や嘔吐
  • 食欲不振や膨張感がある
  • 背部痛
  • 発熱
  • 悪寒

などの症状がある場合もあります。

急性膵炎の特徴

急性膵炎は 特に男性に多い病気で、中高年層が最も多いそうです。最も罹患しやすいのは、男性では50代、女性は70代と言われています。平均では、59.3歳と年齢は高めですが、幼児から高齢者まで罹患する可能性は幅広くある病気となっています。男女比だけでみると、女性より男性の方が2倍近く多く疾患しているようです。

急性膵炎を繰り返すと慢性膵炎を引き起こす可能性が高くなり、慢性膵炎は膵臓がんのリスクを高めるので、注意が必要です。

急性膵炎の原因

急性膵炎は、すい臓に過度な負担がかかる際になりやすい病気です。まず1番の原因にあげられるのはアルコールの多量な摂取です。アルコールが原因で、急性膵炎になった確率はおよそ31%で、原因の中で最も多いものとなっています。

また、胆石も原因の1つとしてあげられます。急性膵炎にかかった人は、胆石症も同時に患っていることが多いそうです。これは、アルコールの次に多く、女性が男性よりも多いことも特徴の1つとなっています。

他には、暴飲暴食や刺激の強い飲食物の摂取も膵炎のリスクを高めます。特に、脂肪の多いものを食べるとすい臓への負担が大きくなり、膵炎になりやすくなります。

膵炎が慢性的なものとならないよう、気になる方は、普段から食事のバランスに気を使ったり、お酒はほどほどにするなどして、予防につとめましょう。もし、慢性的な膵炎になってしまっている方はがんのリスクがあります。早期発見のためにも、人間ドックを年に一回は受けることをおすすめします。

【脇腹から下腹部にかけて激痛、血尿】尿路結石

尿路結石とは?

脇腹から下腹部にかけて、激痛がある。尿を出すと血が混じっている。そのような症状がある場合は、尿路結石かもしれません。

尿路結石は腎臓から尿道までの間に結石が出来る病気で、30〜60代の男性に多いのが特長です。尿路結石は腎臓や尿管など上部尿路と呼ばれる部分にできるものと、膀胱や尿道など下部尿路と言われる部分にできるものに分けられますが、近年の調査では、約95%が上部尿路に結石が出来ていると言われています。尿路結石は、3大激痛の1つと言われていて、七転八倒の痛みなどと言われることもあるくらいの激痛がともなう病気です。もし、前述のような典型的な症状が生じた場合には、すぐに泌尿器科を受診しましょう。

尿路結石の原因

要因はまとめると下記のようなものが原因としてあげられています。

  • 尿路の通過障害
  • 尿路感染
  • 水分摂取不足
  • 偏りのある食事
  • その他の病気と薬剤

尿路結石の予防法

日常生活の中でできる 予防法として特に大事なものは水分摂取と食事です。

水を多く飲み尿の量を多くすることで、尿の中にあるいろいろな物質が固形化することなく溶けやすい状態になります。また、たくさん尿を出すことによって、結石になる前の結晶の段階で体の外に出すことができるのです。特にスポーツなどで汗をかくときや暑さを感じるときは、こまめに水分をとるよう心がけましょう。

また、適度な運動も重要で、代謝が高まれば結石も小さいうちに排出できるようになります。食事は偏りや食べ過ぎにならないようバランスのとれた食事をすることが大切です。動物性のタンパク質、脂肪分、塩分や糖分、油の多い食事は結石が出来やすくなるので、食べ過ぎには注意しましょう。また、寝る前の食事を避けるのも大切なポイントです。これは食事をした成分から尿が出来るタイミングと、汗などをかいて尿が凝縮されるタイミングが重なってしまうからです。寝る前に必ずトイレに行くこともオススメします。

痛風や高血圧、高脂質といった症状も尿路結石の遠因となる場合があるため、食事のバランスを考えながら、しっかりと睡眠をとることは基本となります。アルコールも腎臓に不可をかけるため、加減したほうが良く、飲み過ぎは体を壊す原因となります。ストレスを貯めすぎないよう、程よく休みを入れることも予防や再発防止には重要となってきます。

【突発的で瞬間的な左脇腹の痛み】肋間神経痛

肋間神経痛とは

胸や脇腹に鋭い針でブスっと刺されたような突発的で瞬間的な痛みを感じた。そのような症状がある場合は 肋間神経痛の疑いがあります。 肋間神経痛とは、肋間に沿って走っている肋間神経が何かしらの原因で圧迫され、神経痛をおこすことです。年齢があがると経験することが多い痛みですが、10代でも感じることがあるようです。

肋間神経痛自体は、命が危機にさらされるような病気ではありませんが、心筋梗塞、狭心症、胸膜炎など他の病気が原因で肋間神経痛になっている可能性もあるため、胸の突発的な痛みを感じる際は注意が必要です。

肋間神経痛の原因

肋間神経痛の原因は様々なことが絡み合い、発症するため、一概にコレ!というものはつかめませんが、ストレスによって発症することがあります。日常ストレスにさらされていると、思わぬところの筋肉が緊張していることがあります。筋肉が緊張することで、骨や筋肉についている神経が圧迫されて、痛みが生じるのです。デスクワークなどによって肋間神経痛が起こるのも、同じ姿勢でいることで筋肉が緊張して起こります。

また、激しい運動をする人も肋間神経痛をおこす可能性があります。普段鍛えているので、筋肉は強くて大丈夫なように思えますが、長時間に渡って、激しい運動を行っていると、筋肉も疲れの物質である乳酸を貯めてしまい、それが引き金となって肋間神経痛を起こしてしまうこともあるようです。

他にも、中年以降の女性は、肋間神経痛が高頻度で起こりやすくなっています。若い人にも起こるのですが、中年以降の更年期を迎えるころから症状は起こりやすくなります。更年期障害は、カルシウムの吸収が悪くなり不足しがちになり、骨が弱くなります。すると転んだ程度でも骨折しやすくなり、そのために神経が圧迫されて肋間神経痛になりやすくなります。

肋間神経痛の痛みはふとした時にくるので、痛み自体がストレスとなってしまい、そのストレスが肋間神経痛を悪化させるという悪い循環におちいることもあるので、肋間神経痛の症状を感じた際は、ストレスや運動不足に気を使ってみましょう。肋間神経痛以外の症状が合わせて出ている場合は、他の病気からきている痛みの可能性もあるので、病院でみてもらうのがよいでしょう。

【脇腹の痛みや胃のもたれ、体重減少、黒色便】胃がん

  • 胃や胸の凭れる(もたれる)感じ
  • みぞおちから脇腹にかけての痛みや不快感
  • 吐き気やゲップ
  • 食欲不振
  • 胃や胸周辺の不快感
  • 軽い黒色便(出血による色の変化)
  • 体重減少(例えば半年で10%以上)
  • 貧血による倦怠感・息切れ・ふらつき
    引用元:http://www.onakanaoru.info

上記のような症状を感じる方は胃がんになっている可能性があります。上記は胃がんの初期症状と言われています。

胃がんは日本では肺がんについで2番目に多いがんで、初期症状がわかりにくく、早期発見が難しいがんと言われています。進行したとしても約半数が無症状なので注意が必要ながんです。

さらに進行した際の症状

さらに胃がんが進行した際の症状には下記のようなものがあげられます。

  • 嘔吐
  • 消化不良による頑固な下痢や軟便
  • 黒色便
  • 吐血
  • 血痰
  • 下血
  • 体重の急激な減少
  • 息切れや動悸
  • 不眠
  • 口内炎や舌炎
  • 味覚障害・口腔乾燥
  • 腹水
  • 骨折(骨に転移した場合)
  • 黄疸(肝臓に転移した場合)
    引用元:http://www.onakanaoru.info

胃がんの原因

原因としては下記のようなものが考えられています。

  • 慢性胃炎
  • ピロリ菌
  • 乱れた食生活
  • 塩分の取りすぎ
  • 喫煙
  • 過度な飲酒
  • ストレス

心当たりのある方はより気をつけなければなりません。

胃がんは生活習慣を見直すなどして予防することも大事ですが、何より早期発見が大事です。早期発見することができれば約98%が完治可能とも言われています。あてはまる要因が多いと感じた方や症状が心配な方、またそうでない中高年の方も定期検診をわすれずに行い、胃がんの早期発見につとめましょう。

【左脇腹の痛み、げっぷに胃液が混じる】逆流性食道炎

  • 胃痛(左脇腹痛)
  • 胸焼け
  • 吐き気
  • げっぷかと思ったら胃酸がでてきた
  • 上腹部膨満感
  • のどの痛みがでる
  • 咳がでる

上記のような症状がみられる方は、逆流性食道炎になっている可能性があります。

逆流性食道炎とは?

逆流性食道炎は、なんらかの原因により胃の内容物が逆流し、食堂に炎症を起こす症状のことです。胃の中にある消化のための胃酸は非常に強く、胃は胃の粘膜を守る機能がありますが、食道にはその機能がないため、胃酸が逆流してくると炎症が起きてしまいます。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎は中高年によく見られた病気ですが、最近では20〜30代の若い人にもよく見られる病気のようです。原因としては、今まで加齢により胃の内容物の逆流を抑えている下部食道括約筋の筋力が衰えることで起きやすくなるとされていましたが、脂質、高タンパクの食べ物が増加したことや、嗜好品が増加したことで、若い世代での患者も増えてきたようです。

逆流性食道炎が重症化すると

重症型逆流性食道炎になってしまうと以下の症状が現れる可能性があります。

  • バレット食道(食道の粘膜が胃の粘膜に変化してしまう症状)
  • 狭窄(食道内が狭くなってしまう症状)
  • 出血、吐血
  • 食道がん

このように重症になると、様々な症状が出てしまうため注意が必要です。 症状が続くようであれば、胃腸科、内科、消化器科を受診しましょう。

【女性の左脇腹の痛み】婦人病

女性の左脇腹の痛みは、生理痛を筆頭に子宮筋腫や子宮頸がん、子宮内膜症などほとんどの女性ならではの病気がその症状としてあてはまります。

痛む箇所としては、子宮や卵巣の位置の関係から 脇腹よりもやや下が痛くなるという方が多いようです。

左脇腹の痛みだけでなく、月経とともに痛みが増す、月経過多、不正出血など女性特有の症状が同時にあらわれるようであれば、婦人病になっている可能性が高いでしょう。

子宮や卵巣などの病気は、不妊症や流産・早産の原因ともなり得るので、症状を感じた際は、早めに婦人科にかかることをおすすめします。

ここでは婦人病の一部を紹介します。

子宮筋腫

子宮の筋肉から発生する良性の腫瘍が子宮筋腫です。筋腫は腫瘍のため、徐々に大きくなりますが、この成長は卵巣から分泌される女性ホルモンに依存しているため、閉経すると子宮筋腫の多くは縮小します。

無症状のことも多いですが、このような脇腹の痛みで気づくこともあります。他にも、生理痛、生理の量が多い、血の塊が混じるなどがよくある症状とされています。出血が多いため、貧血状態に陥り、顔色が悪くなる、立ちくらみ、動悸、倦怠感を伴うこともあります。 筋腫は大きくなると膀胱や骨盤内の臓器を圧迫することがあるため、尿が近くなったり、下腹部が重苦しい、腰や下肢が痛む、しびれるという症状が起きることもあります。

子宮頸がん

子宮の入り口の付近に発生するがんです。普通の婦人科での診察で観察・検査がしやすいため、発見はされやすいがんです。早期に発見すれば、比較的治療しやすいですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要になってきます。

初期の子宮頸がんは、普通は全く症状がありません。そのためにも、子宮がんの検査を受けることが進められています。

月経中でないときや、性行為の際に出血する、普段と違うおりものが増える、月経血の量が増えたり月経期間が長引くなど、他にも気になる症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

子宮内膜症

子宮内膜が正常ではない場所にある場合を子宮内膜症といいます。月経に伴って組織の中に出血するため月経痛がひどかったり、性交痛を訴える人もいます。 発症の原因がはっきりと解明されていない病気ですが、20代〜40代の女性に多いと言われています。月経周期が短く、月経の期間が長い人も子宮内膜症になりやすいともいわれています。

症状としては、不妊症、月経困難症、不正出血、経血量が多い、骨盤痛などがあげられています。月経を重ねる度に、月経痛がひどくなっていくことが特徴のため、思い当たる節がある方は、早めの受診をおすすめします。

【胸から脇腹にかけて水ぶくれができて痛い】帯状疱疹

帯状疱疹とは?

胸から脇腹にかけて赤い水ぶくれ(疱疹)ができて痛い。それは帯状疱疹の可能性が高いです。帯状疱疹の原因は水痘ウイルスです。この水痘ウイルスは実はワクチン接種によって予防することができます。保険のきくワクチンではないようなので、気になる方は予防のために病院でワクチンを打ってもらうと良いでしょう。 発症の1番のリスクは加齢と言われています。50歳から発症が増えて、ピークは60歳以降と言われています。80歳までに3人に1人はかかる、意外と身近な病気といえます。最近では、20〜30歳代の若い世代にも増加していることも特徴です。

帯状疱疹の症状

帯状疱疹はその症状が出る前に胸の痛みがあるときもあり、疱疹が出る数日から一週間ほど前から、胸がチクチク、じりじりと痛むと言われています。痛みを感じた際は、帯状疱疹を予期すると良いでしょう。

帯状疱疹になると、肋間神経痛を併発してしまうこともあります。帯状疱疹で併発した肋間神経痛は他の肋間神経痛に比べ痛いと言われています。帯状疱疹になった際は、早めに病院にかかり治療を行うようにしましょう。

帯状疱疹になったときに気をつけるべきこと!

帯状疱疹になったときには、何点か気をつけなければならないことがあります。

ますは、水疱を潰さないことです。 帯状疱疹の水疱の中には、帯状疱疹のウイルスが含まれています。そのため、水疱を潰してしまうと、手などを媒介してウイルスが他の人の体内に入ってしまう恐れがあるのです。このウイルスは人から人へ感染していきますので、注意が必要です。

2点目は、子どもに接触しないことです。 すべての水疱が乾いてかさぶたになるまでは、水痘の予防接種を打っていない赤ちゃんや、水痘に罹ったことのない人に接触してしまうと、このウイルスへの抗体がなく、水痘に罹ってしまう可能性があります。

3点目は、妊婦に接触しないことです。 妊婦さんが水疱瘡になってしまうと、お腹の中の赤ちゃんが危険にさらされてしまいます。流産や、先天性の発達障害等のリスクを高めてしまうため注意が必要です。

帯状疱疹になってしまった場合は、とにかく早い治療が必要になりますので、少しでも気になった場合は、すぐに病院にかかるようにしましょう。

【左脇腹を押すと痛い】便秘

ずっと 便秘でお腹が重いのであれば、左脇腹のあたりを強めにおさえてみてください。強くおさえると痛みがあるはずです。痛みを感じる部分は大腸の終わりの部分で、便が大腸の終わりの部分で固まってしまうような体質である方は、左脇腹が張ったり痛くなったりするようです。

お腹が痛くなるほどの便秘は、実は内臓に相当なダメージが加わっている可能性があるそうです。もし、血便が出たり、お腹の痛みが強い場合は便秘が原因で、腸のがんになっている可能性もあるので、すぐに病院にかかるのがよいです。

便秘で悩む女性は多いですが、下記は便秘に効果があると言われています。

  • 1日1.5〜2リットルの水を飲む
  • 起床後5分以内に白湯をのむ
  • つま先立ちをする
  • 適度な運動をする
  • 姿勢を改善する

また、便秘に効くツボやマッサージもあるようなので、下の動画を参考に試してみてください。

気になる場合は早めに病院へ!

いかがでしたでしょうか?

左脇腹の痛みの原因は軽い病気もあれば、重い病気からくるものもあるということがお分かりいただけたかと思います。

当たり前のことですが、病気は日頃の不摂生やストレスが原因となっていることが多く、病気にならないためには、生活習慣を見直す必要がある方がほとんどだと思います。

また、もし病気になってしまった際は、早めに適切な対処ができるかどうかで予後が変わってきます。がんなどは早期発見できなければ命取りになりかねません。

本記事を読んでいただいたことをきっかけに、健康に気をつかってより素晴らしい毎日を過ごせる方が増えることを祈ってます。