単なる肩こり?それとも病気?肩の痛みの原因と対策、7つの方法
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朝起きたら肩が痛い!枕を見直しましょう
朝起きたら肩が痛い!ということはありませんか?
肩から背中にかけて、ズキンとするような痛みが走り、起き上がるのもつらく感じるような朝が続いたら、枕を見直してみてください。
たかが枕、されど枕です。
昨今では病院に枕外来があるぐらい、枕と睡眠、肩や背中の痛みは関連性があり、悩んでいる人も多いのです。
枕は枕専門店に行かなくても、百貨店や量販店でも、首と頭のサイズを測り、最も体や肩に負担のかからない枕の高さを計算してくれるサービスがあります。
また、素材や枕の硬さの好みを聞いて、それらの情報をもとに適切な枕を選んでくれます。 その場でその枕を試してみて、自分が最も快適あるいは楽だと感じる枕を購入しましょう。
その枕を数週間使ってみて、肩の痛みや背中の痛みが改善されない場合は、別の原因が考えられますから、専門病院へ行くことをお勧めします。
肉体的な疲れがたまっている!休息が必要なサイン
身体に疲れがたまっていて、それがなかなか解消されていない状態の場合、肩や背中などの痛みとなって、サインを送ってきていることがあります。
それは体があまりにも疲れすぎて、緊張状態が続き、体の筋肉が硬くなってしまっています。
肉体的な疲れがひどいときは、精神的な疲れが伴っている場合もあり、余計に体の筋肉は固まってゆきます。
そんな時は、ぬるめのお風呂にじっくりと半身浴をして、体を芯から温めていくこと。
体を温めていくと、筋肉はしなやかさと柔らかさを取り戻し、次第に筋肉がほぐれてゆきます。
肉体的な疲れが解消されていくとともに、心もリラックスして精神的な疲れもほどけてゆくでしょう。
また、疲れは睡眠をきちんととることで解消されます。
睡眠不足が続いているような方は、睡眠をきちんと確保するようにしてください。
目の疲れ、ドライアイによる肩の痛み
パソコンやスマートフォンなどで、目を使いすぎると、目は疲れています。
目の疲れはわかりにくいですが、眉間のあたりがドーンと重たく感じることがあれば、目の使い過ぎが考えられます。
そんな時は、首から肩にかけて痛みが強く出ます。首の後ろ頭との境目あたりに目の神経があり、その周囲が疲れで固まってくると、そこから肩へとコリが伝わって、肩こりとなります。
首から肩にかけてが重たく感じたり、痛みを伴ったら、まずは首を温かいタオルなどで温めてください。
フェイスタオルをお湯で絞って、10分ほど首の後ろにあててみましょう。
ほんわかとする癒しを感じます。そのあと同じように目を温めましょう。
最近は、ホットアイマスクも販売していますから、そういった商品を上手に使うといいでしょう。
目の使い過ぎ、パソコンやスマートフォンなどでまばたきの回数が減ると、ドライアイになります。
目に負担が強くかかるだけでなく、それによって肩こりがひどくなることもありますから、パソコンをメインに仕事をする人は、定期的に眼科に通院してドライアイ用の目薬を処方してもらうことも対策のひとつです。
ストレスで肩が痛い!筋肉が固まる!
ストレスが強くかかると、瞬間的に人間の筋肉は緊張し始めます。
ストレスから体の様々な内臓に影響を及ぼし、多くの病気を発症させることもわかってきたそうです。
体の筋肉の緊張は、その代表的なもので、肩や背中の痛みの多くは、ストレスがもとになっています。
こういった場合は、ストレスを上手に発散することが大切です。
自分なりの発散方法を探して、それを定期的に生活の中に取り入れるようにするといいでしょう。
もし、スポーツが苦手な人がスポーツでストレスを解消しようとしても、逆にストレスがたまるだけですから、自分なりの発散方法を探しましょう。
そして、良質な睡眠をとることお風呂で筋肉をほぐすことも取り入れていくと、肩の痛みが少しずつ和らいでいくことでしょう。
運動不足で肩が痛い?運動不足でも肩こりになる
日ごろから運動不足を感じている人は、その肩の痛みは運動不足によるものかもしれません。
適度な運動は、筋肉を和らげストレスを解消させる効果があります。
しかし、日ごろ運動不足になっていると、体が硬くなっています。
体が硬い、筋肉が硬い人は、その分日常生活の中で体に負荷がかかっていることになり、肩を中心として体に痛みがでることがあります。
ご自分が日ごろ運動不足だと感じている人は、日常生活の中にストレッチやヨガなどを取り入れて、できるだけ体をほぐしてゆきましょう。
しなやかなやわらかい体を作ってゆくことで、肩こりや肩の痛みを解消し、動きやすい体を作ってゆくことになります。
また、コリをひどく感じるときは、定期的にマッサージをしましょう。
四十肩・五十肩による肩の痛み!
四十肩・五十肩は、肩こりとはちょっと違います。
腕があげられないほどの痛み、激痛、寝返りができないなど、痛みに伴う様々な症状が現れます。
四十肩・五十肩には急性期と慢性期があります。
急性期は患部が炎症し、激痛が伴います。 この場合は、痛みの場所を湿布などで冷やす方がいいです。
しかし常に痛い状態が続いているような場合は、軽い運動をしたり、ぬるめのお湯で温めるようにしましょう。
四十肩・五十肩になったら、あまり無理はせず、できるだけ早めに病院に行くようにしてください。
特に激痛のときは、病院で鎮痛剤やブロック注射での治療をしてもらえます。
また、四十肩だと思っていても、別の病気である可能性もあります。 軽視せず、大げさかなと思っても、病院へ行くようにしたほうが安心です。
肩の痛みは病気のサイン?心臓病の可能性
肩から背中にかけて痛みが続くような場合、できるだけ早めに病院へ行きましょう。
心臓に病が隠されている可能性があります。
心臓に問題がある時、肩や背中の痛み、胃の痛みなど心臓とは一見関係のなさそうな場所に痛みが発症することがあります。
しかしこれが、病のサインです。単なる肩や背中の痛みや疲れだと勝手に判断せずに、あまりにも重たくつらい痛みが続くようであれば、できるだけ早めに病院で診察を受けてください。
また、1年に1度、職場や地域の健康診断を受診して、自らの健康状態を把握していくことも大切です。
自分の健康状態を日ごろから理解しておけば、痛みが生じたときに「いつもと違う」ということを感じられるようになります。