注意:この記事は医師による監修を受けておりません。ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用ください。

Sponsered Link

唇とニキビのようなできものが…

唇にニキビのようなできものができた経験を持っている人、結構いますよね?あれは、一見すると 口内炎のようなもので、放置しておくと痛みを感じたり、かゆみが出てきたりして、結構不愉快になりがちな肌トラブルです。皆さんは唇にできものが発生した場合、どのような対応をとっているでしょうか?

ほとんどの人達は、特に気にせずに放置しているかもしれませんね。だけど、もしかしたらその唇のできものは、一時的なものではなくて、病気につながるできものなのかも知らないですよ!そこで今回は、唇のできものの正体に焦点を当てていきたいと思います。どうして唇にできものができてしまうのか?どのような対策をとるべきなのか?病院には行くべきなのか?などなど、いくつかの側面から焦点を当てていきましょう。原因さえ理解してしまえば、意外と簡単に対策をとることができます。自分は特に唇のできもので困っていないというような人たちも、 これを機会に覚えて、周囲の人達に教えてあげてください。

白いできものの場合は?

唇に白いできものができた場合は、「生活習慣の乱れ」が原因かもしれません。不規則な生活習慣が続いていると、体の免疫力が低下して、白いできものができる傾向にあるのです。不規則な生活習慣を続けていると、ニキビが出来てしまいますよね?ロジックとしてはそれと同じです。

不規則な生活習慣として挙げられるのは、暴飲暴食・睡眠不足・運動不足etc。このような生活習慣が当てはまる人達はとても多いのではないでしょうか?

白いできものができる原因は他にも考えられます。それは「唇ヘルペス」です。唇ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルスというウイルスの感染によって発生するものです。 唇の白いできものがヘルペスによるものなのか、生活習慣によるものなのか、は見極めが少し難しいところ。 しかし、どちらの症状にしても1週間程度で完治するのが普通ですから、そこまで心配する必要はありません。 まずは様子を見てもいいのではないでしょうか。

唇の癌の可能性も…?

唇の白いできものには、唇の癌の可能性も考えられます。ですから、唇のできものが白いからといって、 安易に生活習慣の乱れor ヘルペスの可能性 と決めつけてしまうのは少し 待った方がいいかもしれません。

パピローマウイルスというポリープ状のウイルスがあるのですが、それが原因で悪性の腫瘍を形成することがあります。唇の癌を見抜く特徴としては、白っぽいできものが左右非対称の形になっている ケースが多いということ。それともう一つ挙げられる特徴としては、かゆみとか痛みがないということです。ヘルペスの場合は、痛みや痒みを伴うのですが、癌の場合はそのような症状が現れません。

もしも、白いできものが唇にできて、それが長引いている場合には、この特徴に気を配ってみましょう。 しかし、唇の癌というのは、そこまで確率が高いものではないので、過剰に心配する必要はありません。1週間ぐらい放置しても、なかなかできものが引いてくれない場合には、病院に行ってみることをお勧めします。

ホルモンバランスの乱れも影響する!

ホルモンバランスが乱れやすい人は、唇にできものが発生しやすい傾向にあるようです。ですから、男性よりも女性の方が多いと言えます。 ホルモンバランスが乱れやすい時期といえば、生理が発生する前後です。特に、生理不順に陥りやすい女性は、より一層ホルモンバランスが崩れやすい傾向にあります。そのような時期に唇が荒れやすい女性は、気をつけておいた方がいいかもしれません。

もう一つあげられる原因としては、唇を傷つけているということです。例えば、唇を噛みやすい癖がある人って多いですよね。 そのような人は、唇に傷がつきやすいので、そこからばい菌が入って唇のできものが発生する場合があります。 男性の場合は、カミソリや 電気シェーバーを使って毎日顔の髭を剃ると思いますが、その時にうっかり唇周りを傷つけてしまわないように気をつけてください。 そこからばい菌が入って、できものになってしまう可能性があります。女性でも、セルフケアで顔剃りに挑戦している人がいますから、気をつけておきましょう。清潔感のあるカミソリを使うことが大切なので、定期的に刃は交換するのがポイントです。

効果的な対策は?

効果的な対策をいくつか取り上げてみたいと思います。

生活習慣を見直す

まず第一にあげられるのは生活習慣の見直しです。年齢を問わず不規則な生活を送っている人達は多いですから、暴飲暴食を見直したり、睡眠時間を 見直したり、努力してみましょう。唇に刺激を感じるような食べ物は一時的に避けた方が無難です。

触ってはいけない

このようなできものは、ついつい触りたくなるのが人間の不思議な性。しかし、必要以上に触ってはいけません。余計なバイキンが入ってさらなるトラブルに発展する可能性があります。

市販の塗り薬で治す

ヘルペス対策として市販の塗り薬が販売されています。手っ取り早く治したいのであれば、まずはそれを使ってみると良いでしょう。ネット通販でも買うことが出来るのですが、できれば薬剤師さんが働いているドラッグストアで、相談しながら購入するのがおすすめです。

病院で診察してもらう

一番安全で確実なのは、病院で診察してもらう方法です。患者さんに合わせたお薬を処方してもらえるので、市販の薬よりも効果を期待できるでしょう。唇にできものができてしまった原因の追求もいち早く行えます。