つばを飲み込んだ時の厄介な喉の痛み!原因と対処法を考えます
目次 |
Sponsered Link
つばを飲むと喉が痛い…!
つばを飲み込むと喉にちくりとした痛みを感じることはありませんか? その理由はいろいろあります。
一番多い理由は風邪でしょう。喉の痛みの原因の多くは喉元にある扁桃、咽頭という部分の炎症や腫れにあります。風邪の原因となるさまざまなウィルスや細菌の侵入に抵抗しようとした結果として粘膜が炎症を起こしてしてしまいます。
風邪に近いですがインフルエンザの場合もあります。喉の痛みを感じたら、どうせいつもの風邪だと思わずにインフルエンザの症状を疑ってみてください。インフルエンザによる喉の痛みは風邪によるものよりもすこし遅れて発生することもあるようです。
また季節によっては花粉症の疑いがあります。花粉症は花粉に刺激され、喉や鼻裏の粘膜が炎症を起こして腫れます。つまり痛んだ状態になった粘膜を唾液などがこするため、痛みをもたらします。この症状も風邪と間違いやすいものですが、春先や秋口に目のかゆみや止まらない水っぽい鼻水が続く場合は花粉症かもしれません。
病気の可能性もある!
喉の病気にはさまざまなものがあり、痛みを感じるものも痛みを感じないものもあります。大半は痛みを感じるものです。痛みは体からのSOS信号でもあります。見逃さないようにしましょう。 風邪やインフルエンザなど以外では痛みを覚える喉の病気には以下のようなものがあります。
扁桃炎
子供の頃にはよくかかったのではないでしょうか。扁桃腺の炎症で真っ赤に腫れ上がってしまいます。
咽頭炎
声を出しにくくなり、食事を摂りづらくなります。食事が摂りづらいため、栄養を体に入れにくく、治りが遅くなってしまいます。
声帯炎
原因は風邪であったり、また飲酒や喫煙に原因があることもあります。悪化するとポリープが出来てしまうことも。いずれにせよ喉の炎症が引き起こす痛みです。
そのほか、声帯結節や、場合によっては咽頭がんの可能性も否定は出来ません。 特に咽頭がんは他の喉のトラブルから引き起こされることもあるので、喉が痛いだけだから大したことはない、という素人判断は危険です。
喉の痛みを和らげるには?
それでは、喉の痛みの簡単なやわらげ方は何でしょう? 幾つかあるので、まずは試してみてください。
飲み物を飲む
水分を摂取し、乾燥をとめてください。特にのどの乾きは風邪の原因にもなります。水だけではなく温かいお茶やスープなどもものを飲み込むときのチクチクとした不快な痛みをやわらげてくれます。
うがい
水でのうがいでもいいのですが、市販のうがい薬やそれがない時には塩をとかした水でのうがいの方がより効果的です。塩を使う場合、味塩などの加工塩ではなく、藻塩や岩塩などの自然塩を使った方がよいでしょう。これも冷水よりは温水の方が喉をあたためてくれるのでぬるま湯の使用をおすすめします。
のど飴
のど飴をなめてみるのもいいかもしれません。水や液体が用意出来ないところでも簡単にできます。市販ののど飴には炎症を抑えるための薬効成分が入っているものもあり、これらをなめて飲み込めば、これらが喉を通るたびにその成分を喉に塗りつけることになります。
喉の痛みに効く薬は?
薬局に行けば喉の痛みを抑える薬を沢山見ることが出来ますが、その中でもオススメのものを幾つかご紹介します。
HONEY GARDENS社 プロポリス・スプレー
海外のメーカーのものです。健康にいいとされているプロポリスを液状に加工し、スプレーで噴霧出来るようにしたものです。喉の炎症を抑え痛みをやわらげてくれます。ただし癖のある味がするので、ちいさなお子さまなどは嫌がられるかもしれません。他メーカーでもスプレー形式のプロポリスを販売しているところはあるので、チェックしてみてもいいでしょう。
白金製薬 パープルショット
これもスプレータイプの喉の薬です。口内炎にも効果があります。アズレンスルホン酸ナトリウムを有効成分とし、喉の炎症部に直接作用して喉の痛みや腫れの原因を抑えてくれます。メンソールを使用しているので口のなかがスッキリします。
ツムラ ツムラ漢方桔梗湯エキス顆粒
こちらは漢方薬。桔梗の粉末を使用した喉に優しいお薬です。喉の痛み、咳、扁桃炎などに効果があります。
喉が痛くならないための予防法!
喉が痛みはじめてしまってから対策を考えることも大切ですが、予防をすることも大切です。厄介な喉の痛み、その予防法には色々なものがあります。
うがい、手洗い
基本中の基本ですが、それだけに有効です。喉の痛みだけではなく万病の原因に対する予防にもなりますので、是非やってみてください。 外には様々なウイルスや細菌が漂っています。帰宅したら手を洗い、口をすすぐ。その癖をつけることが重要です。
乾燥を防ぐ
喉は粘膜に包まれています。そして喉の痛みはこの粘膜の炎症が原因であることが大半であるということは先にも述べました。つまり、炎症の発生しにくい状態を維持すれば喉の痛みの予防にもなるという訳です。外出時にはなるべくマスクを使用してみましょう。これには外からのウイルスの侵入を防ぐ効果もあります。
禁煙
禁煙も有効な手段です。喫煙は喉の粘膜を痛めますから、炎症を引き起こしやすくなりますから、これを期にすっぱりやめてしまうのもひとつの手です。