腰痛にも効く!股関節のストレッチ方法&ストレッチポールの使い方
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腰痛に苦しみ続けていませんか?
腰痛というのはまさに現代病といっても良い症状です。
昔から腰痛に苦しむ人は多かったですが、パソコンで仕事をするのが普通になり、座り仕事がオフィスの仕事の大部分を占めるようになった結果、腰痛持ちの人が苦しむ腰痛の程度は昔よりひどくなっているということができます。
腰痛に耐えながらひたすら座っているのはまさに拷問・・・。
このような腰痛の改善に抜群の効果があるのが股関節のストレッチ!
股関節というのは人間が立ったり、座ったり、足を曲げ伸ばししたりという基本的な動作をつかさどっている部分になります。
腰痛の場合には腰のストレッチを行えば良いように感じますが、実際はこの股関節の部分をストレッチで伸ばしてやった方が症状が改善することが多いと言えます。
ストレッチについては運動ではなく、あくまでもゆっくりと筋肉を伸ばしてやる体操のようなものになります。
そのため、運動が苦手な人でも問題なく取り組むことが出来ます。
腰痛以外にも股関節のストレッチは効果アリ!
さて、股関節のストレッチについてですが、腰痛の改善以外にもたくさんの効果があります。
ここでは股関節のストレッチ効果について紹介していきたいと思います。
まずは股関節のストレッチによって骨盤のずれが矯正されるという効果があります。
この骨盤のずれが矯正されることが腰痛が改善されることにもつながっていきます。
ただ、骨盤を矯正する効果はそれだけではありません。
骨盤が矯正されることにより、立ち姿がすらっとして非常に美しくなります。
美しい動作は骨盤がずれていては生まれてきません。
また、股関節のストレッチのメリットはこれだけではありません。
股関節のストレッチは実はダイエットにも効果が抜群であることが分かっています。
股関節の部分には腰、お尻、太ももといった大きな筋肉が集まっている部分をストレッチすることにつながります。
このような筋肉をストレッチしてやって、血行を良くすることにより、自然に代謝も向上することになります。
結果として同じ量の運動をしても消費するカロリーが増えていき、普通の人よりも太りにくい体質に変えていくことが出来ます。
どうやってストレッチをするの?
具体的な股関節のストレッチ方法としては、両方の足の裏を併せて座禅のような姿勢を作ってやるストレッチ方法があります。
このように両方の足の裏を併せた状態で背筋をピンと伸ばします。
その背筋を伸ばしたままの状態をキープしてどんどん体を前傾させていきます。
このときは頭が床につくようなイメージではなく、お腹を床につけるようなイメージで行っていくようにしましょう。
他にもアキレス腱を伸ばす時のような姿勢を作った後に、後ろ足の膝を床につけた状態で行う股関節のストレッチというものも存在します。
後ろ脚の膝を床につけたままの状態でアキレス腱を延ばしてやる時同様に前足の方に体重をかけていきます。
この際に意識したいのは目線をまっすぐ前に向けておくこと、背筋を伸ばしたままの状態で前傾にならないこと、あと骨盤も正面を向くようなイメージでストレッチを行うことです。
また、イメージとしては後ろ脚の付け根の前側、通称そけい部といわれている部分を伸ばすイメージを持っておくとよいでしょう。
ストレッチポールを使ったストレッチとは?
さて、上記では自分の体一つで出来るストレッチ方法について述べてきました。
しかし、このような自分の体一つで行う股関節のストレッチだけでなく、器具を使ってより効果的に股関節のストレッチを行うという方法もあります。
このような股関節のストレッチのために使うことが出来る器具がストレッチポールというものになります。
このストレッチポ00ールを使うことにより、股関節のストレッチを行うことはもとより、リラックス効果を得ることもできます。
ストレッチポールというのは一定の高度を持った筒状の健康器具となっており、ストレッチだけでなく、スポーツのパフォーマンス向上などにも用いられています。
さて、このストレッチポールですが、ストレッチポールを使ったオーソドックスなストレッチ方法としてはストレッチポールの上にあおむけで寝っ転がり、手を地面に着けた姿勢になります。
そして、そのままの状態で足の裏を併せて膝を外に開いて、ただリラックスした状態をキープするだけで大丈夫です。
この姿勢をキープするだけでも股関節のストレッチとして抜群の効果があります。
ストレッチをするうえの注意点
上記で述べてきたように腰痛の改善・ダイエット・美しい姿勢を作るといったさまざまな面で効果がある股関節のストレッチですが、股関節ストレッチを行う場合には少し注意したいポイントがあります。
それは股関節のストレッチばかりを行っていると、股関節は確かに柔らかくなるのですが、股関節のすぐそばにある骨盤の関節である「仙腸関節」という部分が固くなってしまいます。
この仙腸関節と股関節が本来は連携して動作を行うことになるのですが、股関節の柔軟性がアップしたことにより、仙腸関節の動きが不要になるという現象が発生してしまいます。
結果として動くことがなくなった仙腸関節はどんどん固くなっていきます。
したがって、この仙腸関節に対してのストレッチも併せて行ってやる必要があります。
また、ストレッチを行う場合には気持ちいという感覚を大切にして行う必要があります。
無理をして痛みに耐えながら体を伸ばそうとするのは逆効果になります。
ストレッチは気持ちいいものという認識を持って、ストレッチには取り組むようにしましょう。