【マイコプラズマ肺炎】潜伏期間・予防法・かかりやすい人まで徹底解説
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マイコプラズマ肺炎とは?
マイコプラズマ肺炎とはマイコプラズマと呼ばれる病原性微生物が肺に感染して発症する病気のことを指します。症状として、発熱やしつこい咳などの風邪に似た症状から始まり、どんどん症状がひどくなる病気で、解熱しても咳が1ヶ月ほど続くこともあります。
マイコプラズマ肺炎と通常の風邪を見分ける自覚症状として、マイコプラズマ肺炎は38度以上の発熱、全身の倦怠感、乾いた咳が続く、胸痛などが挙げられます。そしてこのマイコプラズマ肺炎は、数年に一度、大流行すると言われています。
またこの病気自体は軽い症状で終わることもありますが、普通の気管支炎や肺炎を合併することもあり、注意が必要です。
さらにマイコプラズマ肺炎は、感染しても発症しない可能性もある一方で、一度感染して完治した後でも何度も感染する可能性もあります。これはマイコプラズマ肺炎を一度発症もしくは感染しても免疫ができないためだと言われています。そしてこの病気は1年を通して感染・発症されますが、特に秋から冬、春にかけて猛威を振るうと言われています。
学童期の子供がかかりやすく、咳やくしゃみで感染するため集団感染します。成人するまでに97%の人が感染するといわれ、免疫は長くは続きませんから、何度でも感染することがあります。晩秋から早春にかけての感染率が高く、潜伏期間は約2〜3週間で、症状は発熱、全身倦怠、頭痛、とくに咳がひどいのが特徴です。
マイコプラズマ肺炎に感染する理由
マイコプラズマとは病原微生物
マイコプラズマは人から人に感染する病原体であり、自己増殖ができるという特徴を持っています。正確には、細菌でもウイルスでもなく微生物なのです。マイコプラズマは光の波長よりも小さく、光学顕微鏡では見ることができないため、早期の診断が困難になっている理由の1つになっています。
マイコプラズマがどうやって病気を引き起こす?
実は、マイコプラズマが具体的にどのようにしてマイコプラズマ肺炎を引き起こすか、という詳細は明らかになっていません。有力な説としては、マイコプラズマが気道の粘膜にくっついてその数を増やし、細胞を傷つけるというのが1つです。また、菌の持つ成分によって免疫細胞が反応し炎症を惹起する、という説もあります。また、マイコプラズマには自己増殖ができるという特徴があるようです。
マイコプラズマという細菌自体は熱に弱く、石鹸でも除菌ができると言われています。ですから、「マイコプラズマの感染力は比較的弱い」と言われることが多いようです。しかし、人から人へと感染し、大流行を起こすことがあるという意味では、「感染性は高い」という見方もあるようです。
マイコプラズマの感染ルート
飛沫感染
1つ目の感染ルートは飛沫感染。飛沫感染とは咳やくしゃみによって感染することで、接触感染とは病原体が付着した皮膚や物に直接触れることで感染することです。特に咳やくしゃみで感染する飛沫感染が厄介で、学校や会社など集団でいたり行動する際にマイコプラズマ肺炎の感染者がいた場合、掛け算的に感染者が増えてしまいます。
接触感染
2つ目の感染ルートは接触感染です。名前の通りで、細菌の付いたものに触れることで感染します。濃厚な接触をする家族や親しい友人などに感染者がいる場合も、感染リスクは高いと言えるでしょう。
またのちほどご説明しますがこの病気には潜伏期間があり、その潜伏期間中はマイコプラズマに感染していても発症することはありません。ただし発症はしていなくても病原体であるマイコプラズマの排出はしているのです。
つまり発症していないので自分がマイコプラズマ肺炎であることを自覚しないまま生活しているので、知らず知らずのうちに無防備に病原体を排出している人がいるケースがあり、その人の近くにいれば当然マイコプラズマ肺炎に感染する可能性も高まります。
マイコプラズマ肺炎にかかりやすい人
マイコプラズマ肺炎に感染したことがある人は5歳の段階ですでに65%、成人だと90%近くの人であるとの研究があり、このことからどの年代であってもマイコプラズマ肺炎を発症する可能性があるといえます。
しかしその中でもマイコプラズマ肺炎が発症しやすい年齢は6歳から12歳の子供と言われています。乳幼児にも当然感染することはありますが、5歳以下だと肺炎として発症することは少なく、軽い風邪の症状で済むことが多いようです。
また一般的な病気は免疫力が弱まっている人にかかりやすいと言われていますが、マイコプラズマ肺炎の場合は若くて健康な人ほど発症しやすく、重症化しやすいという研究結果が出ています。その理由として、病原体が体内に侵入すると異物を排除して体を守ろうとする免疫機能が働きますが、若くて健康な人ほどその免疫機能が過剰に働いてしまうことがあり、それによる強い炎症反応がマイコプラズマ肺炎を引き起こし、さらには症状を重症化させることがあるためです。
マイコプラズマ肺炎のうつる期間
先程もご説明した通り、マイコプラズマ肺炎には潜伏期間があります。潜伏期間とは病原体が体内に侵入してから症状が出るまでの期間のことです。したがって潜伏期間中は体調の異常などは感じません。マイコプラズマ肺炎はその潜伏期間が2週間から3週間と言われており、長ければ1ヶ月後に発症する場合もあると言われています。
そしてこの潜伏期間中にマイコプラズマ肺炎を早期発見することは非常に困難だと言われています。血液検査などで検査する方法はあるのですが検出率は高くなく、そもそも自覚症状がないため、早期の段階に病院で検査を受けること自体が難しいのです。
そしてこの潜伏期間でも病原体の排出は行われているため、感染の拡大に繋がってしまいます。
ただしマイコプラズマ肺炎は感染しても、必ず発症するとは限りません。病原体に感染した人の中で、わずか3〜10%の人しかマイコプラズマ肺炎を発症せず、ほとんどの人は感染しても発症しないで終わる不顕性感染の状態であるいえます。
マイコプラズマ肺炎の症状
38度以上の熱
マイコプラズマ肺炎が発症すると、5割~6割以上の患者さんが38℃以上の熱を急に出すと言われています。しかし稀に、微熱で発症する患者さんもいるようです。しかし、どちらの場合でも発熱はマイコプラズマ肺炎を見分ける初期症状(急性期の症状)の特徴であると言えるでしょう。
体全身がだるい
マイコプラズマ肺炎が発症すると全身の倦怠感が現れます。この倦怠感は、発熱とほぼ同時に始まると言われています。マイコプラズマ肺炎の初期症状は風邪症状に非常に似ています。ですから、普通の風邪とマイコプラズマ肺炎を見分けるうえでも、全身の倦怠感が強い場合は、注意したほうがいいかもしれません。
乾いた咳
マイコプラズマ肺炎の初期症状として、特徴的なのが乾いた咳です。この咳は熱が出てから、2日後ほどに始まると言われています。乾いた咳とは、タンが絡んでいない咳のことで、特に夜は咳がひどくなる傾向にあるようです。
マイコプラズマ肺炎は、他の肺炎と違い、肺の間質というところに炎症が起こると言われています。肺の間質というのは、肺胞と毛細血管の間の部分のことのようです。ですから、普通の肺炎では初めから痰と咳が出るようですが、マイコプラズマ肺炎では、痰の絡まない乾いた咳が出ると言われています。
時間の経過とともに乾いた咳はどんどん激しくなると言われています。乾いた咳は、数日後にはだんだん痰の絡んだ咳に変わってくるようです。
痰が出始めると、粘りのある痰、膿の混じっているような痰が出るようです。稀に血の混ざった痰が出ることもあると言われています。マイコプラズマ肺炎では、咳が激しいのが特徴のようですが喉の痛みや鼻水はそれほど激しくないのが特徴のようです。咽頭痛や鼻水は2、3割程度の患者さんにしか見られないというデータがあるようです。
引用元:http://takamidai-clinic.com
吐き気、嘔吐、下痢
消化器系にも症状が出ることがあるようです。このような症状はノロウイルスや他の病気とも間違いやすくなるため、他の症状と合わせて判断する必要があります。
合併症
喘息の既往のある子供は喘息発作が生じたり悪化したりしますから注意が必要です。高熱のためにけいれんが誘発されることもあります(熱性けいれん)。発疹が出現することもありますし、中耳炎が合併することもあります。その他にも稀ですが様々な合併症が起こる可能性があります。
このようにマイコプラズマは合併症の危険もあります。
マイコプラズマかも?と思ったら何科に行けば良い?
肺炎でありながら呼吸音には異常がなく、胸部聴診の所見が乏しい肺炎です。家庭、学校、職場などの小集団内で感染するのが特徴で、かつては4年周期で流行していたためオリンピック病と呼ばれていました。
最近はこの傾向がなくなっており、大規模な流行はみられませんが、感染は増加傾向にあります。また、幼児から成人まで幅広い年齢層でかかりますが、学童期によくみられます。症状は頑固な咳と発熱が特徴ですが、喉の痛み、鼻水などの症状もあります。ひどくなると呼吸困難や痙攣、下痢、嘔吐などがおこることもあり、普通の抗生物質が効かないので注意が必要です。
潜伏期間が2〜3週間と長いので、集団感染が疑われる場合やマイコプラズマかもしれないと思った場合は、マイコプラズマ肺炎の治療実績が多い医療機関を受診されたほうが安心です。呼吸器専門の内科医が常勤している呼吸器内科がいいでしょうが、内科、呼吸器科がそろっている大きな病院なら問題ないと思われます。
マイコプラズマ肺炎の検査方法
栄研化学が開発した遺伝子検出法(LAMP法)がもっとも正確な検査であるといわれています。マイコプラズマ肺炎は発症の初期(2〜16日目)に病原体が気道粘膜に出現し、菌が排出され続けますので、咽頭スワブ(ぬぐい液)という綿棒のような器具を使い、咽頭の粘液を採取します。
マイコプラズマに特徴的な遺伝子を直接検出する高感度な検査ですが、専門機関で検査する必要があり、結果が判明するまでに日数がかかります。他方、新しく手軽な迅速検査が開発されました。採血せず、採取した咽頭の粘液を特殊な試薬を使って調べる方法です。
すぐに結果が判明しますので、外来でも使えて大変便利な検査ですが、LAMP法と比べて信頼性が低い(約60%)弱点があります。このようにマイコプラズマ肺炎の確実な診断は難しいのが現状です。元気があるにもかかわらず頑固な咳と発熱があり、胸部聴診では正常な呼吸音などの臨床症状に、レントゲン等の検査結果も組み合わせて、総合的に診断されます。
マイコプラズマ肺炎の治療法
基本的にマイコプラズマ肺炎は自然治癒できる病気ですので、十分に水分や栄養を摂って安静に過ごすことを指示されることが多いでしょう。ほとんどの場合、マクロライド系の抗生物質と、鎮咳薬、去痰薬、解熱鎮痛薬などが必要に応じて処方されます。マクロライド系の抗生物質は、苦くて飲みにくい難点があり、発熱などで脱水症状が見られ、経口摂取できないときは点滴で投薬を行うこともあります。いづれにしても外出を控え、処方された薬を医師の指示に従って用法・用量を守って服用することが大切です。
症状が治まったので薬の服用を中止しようなどの自己診断は大変危険ですから注意してください。マクロライド系の抗生物質が効かない場合は、テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗生物質を使うことがあります。こちらも苦味がありますし、下痢などの副作用が出やすいこともあります。ほとんどの場合、マイコプラズマ肺炎の治療は良好な経過をとりますが、急性呼吸不全を起こす重篤な症例や髄膜炎、脳炎を併発するような場合、抗生物質に加えて副腎皮質ステロイド薬が併用されます。
マイコプラズマ肺炎の治療に薬は使われる?
マイコプラズマは細菌ですが、ペニシリン系やセフェム系などβ−ラクタム系の抗生物質は効果がなく、蛋白合成を阻害するマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質が用いられます。
一般的には、マクロライド系のエリスロマイシン、クラリスロマイシンなどが選択されますが、学童期以外ではテトラサイクリン系のミノサイクリンも使用されます。最近、抗生物質による治療で問題となっているのが、マクロライド系に耐性のあるマイコプラズマ肺炎の増加です。マクロライド系抗生物質が効かない耐性マイコプラズマは50〜80%までになり、マイコプラズマ肺炎の治療が年々難しくなってきています。
原因は本来効果がない風邪や効果が不明な副鼻腔炎や中耳炎の治療にマクロライド系抗生物質が使用されるためと考えられます。このため、テトラサイクリン系(ミノマイシンなど)やニューキノロン系の抗生物質が処方されることがあります。重症化する可能性のある感染症のときに抗生物質が効かなくては困ります。通常の病気には抗生物質の使用を控えることも大切とされています。
マイコプラズマ肺炎の完治まではどれくらいかかる?
症状によって異なりますが、軽ければ薬の投与から7〜10日程度で治ります。しかし、症状が重く食事や水分さえも摂れない、また他の病気を併発してしまったなどの場合は、1週間程度の入院が必要になります。入院しても治療は同じで、抗生物質を服用するまたは点滴することで治療が行われます。医師の判断によって、退院後も薬を飲み続けることがあります。
また、マイコプラズマ肺炎は学校保健安全法に定められた感染症の第三種に分類されており、マイコプラズマ肺炎にかかった場合は、感染の拡大を防ぐため出席停止となります。出席停止の期間は学校医やその他の医師によって感染の恐れがないと認められるまでです。マイコプラズマ肺炎に感染したことを学校に報告し、医師から治癒証明書が出されるまで出席できなませんが、出席停止の処置は法律で定められているため、欠席扱いにはなりません。
出席停止となった場合は、症状が軽くても出席させないでください。治癒証明書を提出すれば、また出席・登校できるようになります。
マイコプラズマ肺炎の予防法
今までの説明から、マイコプラズマ肺炎は防ぎにくい感染ルートを持ち、なおかつ誰であっても感染する病気であると言われています。だからこそ日常から感染対策をしっかりと実践し、予防していくことが重要なのです。
マスクを着用する
まず挙げられる予防法としてマスクの着用があります。飛沫感染の一番有効な対策はマスクであり、マイコプラズマ肺炎も例外ではありません。
マスクをつける際には、以下のようなことにも注意しましょう。
- マスクの隙間を作らない(マスクと顔に隙間を作らないことでウイルスの侵入を防ぐ)
- マスクの表面を触らない(マスクの表面に付着しているウイルスを触って広げない)
- マスクにウイルスを寄せ付けない(マスク用防菌スプレーなどを活用して、マスクにウイルスを寄せ付けない)
他にも、マスクには飛沫感染を防ぐという目的がありますので、ウイルスの侵入経路である鼻と口をできるだけ空気の漏れがないように覆うようにします。使用しているとマスクの外側のフィルター部分にはウイルスをはじめとする病原体が付着していると考えるべきなため、使用中やマスクを外すとき、口周りを覆うフィルター部分は触らないことが大切になります。マスク使用前に、マスクに防菌のスプレーをすることも、ウイルスの付着を防ぎ効果的です。さらにマスクを外した後で手を洗えば、感染予防になります。
マスクを取り替える頻度としては、1日1枚程度の使用が目安です。2日以上使用することは推奨しません。2日以上の使用は、ウイルスなどがマスク表面に多く付着していると考えるべきであり、それを広げてしまうかもしれません。またフィルターの劣化によって予防効果が薄れるだけでなく、臭いなどの不具合も起こります。
手洗いとうがいをする
次に手洗い、うがいを行うことも重要な予防法の一つです。接触感染で一番多い感染ルートは手についた細菌からだと言われています。ドアノブや手すり、エレベーターのボタンなど、日常生活において無意識でも他の人と共用するものを触っていることは非常に多いでしょう。そのような接触を防ぐことは非現実的であり、それよりも付着してしまった病原体を除去することが重要です。
マイコプラズマという病原体は熱に弱く、また石鹸でも除去できると言われていますので、手洗いは非常に有効な予防法といえるでしょう。またうがいも同様で、口の中や喉に付着してしまった病原体を洗い流す効果があるので、手洗いと併せて実践するとさらに効果的です。
手洗いにおいて重要な点は以下のことがあげられます。
- 固形石鹸は、細菌が付着しやすいので、液体せっけんを使用する。
- 指の間、爪の先、親指をしっかり洗う。
- 時計や指輪を外して洗う
- 洗い終わったら、ペーパ―タオルで拭く
- 爪を短く切る
タオルの共有をしない
またタオルの共用をしないことも予防法の一つです。もし共用する家族の中に感染者がいた場合など、せっかく手洗いで消毒してもタオルに病原体が付着している可能性があります。タオルの共用をなるべく避けることや、使い捨てのペーパータオルを使用することも予防法といえるでしょう。
予防法の一つ一つは非常に簡単なことですが、意識をしないとなかなか実践できないことばかり。日常での予防対策の実践やこの病気の症状や感染ルートを理解することで、いざという時に対処できるよう準備をしておきましょう。
アルコール消毒を使用する
マイコプラズマにたいしては、界面活性剤(いわゆる固形石鹸)や、速乾性消毒剤(いわゆる消毒用エタノールなど)が有効と言われています。
手を洗いたくても洗えない場所などでも、携帯用のアルコール消毒薬を持ち歩き、こまめに使用するようにしましょう。
大人のマイコプラズマ肺炎もあるので要注意!
小さい子から若い世代がマイコプラズマ肺炎には良く疾患すると言われていますが、大人もかかることがあるため、要注意です。
人のマイコプラズマ肺炎の症状の特徴は、風邪に似た初期症状から始まることです。体温は38度前後まで上がり、倦怠感と頭痛が伴います。咳が出ない場合も珍しくなく、そのまま仕事を続けて悪化させるのも珍しくないのが特徴です。数日すると乾いた咳が出始め、呼吸困難を伴うこともあります。
大人のマイコプラズマ肺炎は早期に発見し、早期に治療することが基本になります。特に自覚症状なく悪化して気付くことが多いため、風邪気味かと思った場合はまず病院で診察を受けた方が良いのです。特に旅行など外出などで不特定多数の人とすれ違った場合や、職場で風邪にかかって休んでいる人が多い場合は用心した方が良いのです。インフルエンザなども疑って、マスクなどをした上で病院に行くのが正解です。
マイコプラズマ肺炎を放置し重症化すると、脳炎などの別の病気にかかる場合や、障害が残る可能性もあります。他人に感染させる恐れもあるため、非常に危険な病気でもあるのです。少しでも心当たりがあるならまず病院に行く必要があるのです。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
マイコプラズマ肺炎は大人もかかる!重症化を防ぐための対処法まとめ
記事引用元:http://www.nih.go.jp