いびきは防止できる？種類と原因を知っていびきの対処法を徹底解説

いびきの原因とは？

いびきは睡眠中に気道が狭くなることによって、空気が通る道が狭くなることによる雑音のことです。空気の通り道である気道が何らかの原因によって、狭くなることでいびきをかくようになります。普段は何も意識していなくても、気道の通り道はしっかりと確保されています。

しかし寝た態勢になり睡眠によって体の力が抜けてリラックスすると、気道が狭くなってしまいます。いびきの原因の多くは舌の状態と脂肪によるものが多いです。仰向けに寝ることによって、力が抜けた状態になると舌が喉の奥に下がってしまいます。舌が喉の奥に落ちてしまうことによって、空気の通り道が狭くなってしまうのです。

また脂肪による原因とは、喉の気道に余分な脂肪がつくことによって、気道自体が狭くなってしまうことです。脂肪が原因の時にはメタボや太り気味の人が多く、喉まわりに余分な脂肪がつくことによっていびきをかきやすくなります。いびきの原因は気道が狭くなることによるものなので、空気の通り道を確保することが大切です。

いびきの種類

いびきはどれも同じに感じますが、いびきの種類には3種類あります。

単純いびき症

1つ目は単純いびき症と言われ、いびきによって本人が何らかの不快を感じることもなく、ぐっすり眠れる状態です。いびきをかいても本人はぐっすり眠れるので、良く朝起きてもスッキリとした目覚めになるでしょう。

上気道抵抗症候群

2つ目は上気道抵抗症候群と言われる症状で、気道が何らかの理由で狭くなるためにいびきをかく状態です。この状態は心臓病や糖尿病の初期症状となる恐れもあり、昼間に激しい眠気に襲われたり必ずいびきをかく症状が出ます。

無呼吸症候群

3つ目は無呼吸症候群です。これは睡眠時に呼吸が数秒間泊まることによって、脳や体にも大きな負担が掛かることになります。睡眠時に長いときには30秒以上呼吸が止まってしまうので、睡眠の質が下がって体調も悪くなります。昼間に眠気を感じたり集中力がなくなるなど、睡眠時だけではなく日中にも大きな影響を与えることになります。

いびきの種類は原因不明の物を含めても数種類あると言われているので、いびきの状態によっては専門家に相談することも必要です。

いびき防止対策１：横向きで寝る

いびき防止対策1としてまずは横向きで寝るようにしましょう。いびきの原因は喉の気道が狭くなることによって、いびきをかいてしまうことがほとんどです。寝る時にほとんどの人はあお向けて寝ることが多いですが、仰向けでは舌が喉の奥に落ちてしまいやすいので、気道が狭くなりやすいです。

しかし横を向いて寝ることで、舌が喉の奥に落ちることがなくなり、気道を確保することができるのです。横向きで寝ていても、睡眠中に仰向けに戻ってしまうこともあります。

睡眠時の枕の高さを変えるだけでも横向きで寝やすくなります。まず仰向けで寝た時に、枕が高くなるほどアゴを引いた状態になります。枕が高くなるほどアゴが引ける分、気道が狭くなるのでいびきをかきやすくなります。

できるだけ枕は低い高さの物を選ぶことが大切です。本来ならば寝やすい環境を作りたいのですが、横向きのまま寝るのであれば壁を背にしてくっついて寝ると良いでしょう。自然と寝返りをうつのを防ぐ効果もあるので、横向きによってずっと寝られるようになります。

いびき防止対策２：鼻呼吸

いびき防止対策2としては、常に鼻で呼吸することを意識します。いびきをかく時は必ず大きな口を開けて、いびきをかいています。気道が狭くなることで睡眠中でもたくさん空気を吸おうとしているのです。口と鼻とでは空気を取り込む量が全く違うので、苦しくなるほど口で呼吸をするようになります。

普段から口呼吸をしている人は、無意識のうちに口で呼吸するようになっています。口呼吸の人は普段から鼻呼吸をするように意識しましょう。鼻から呼吸をした方がより深く息を吸い込めるので、複式呼吸をする事ができます。

腹式呼吸はより空気を取り込みやすいので、普段から意識するようにしましょう。睡眠中は鼻呼吸を意識できないので、できれるだけ口を閉ざして寝るようにします。

市販のマスクやテープを使って、口で呼吸ができない状態を作ることで、自然と鼻呼吸をするようになります。普段から鼻呼吸をして、睡眠中は口で呼吸ができない状態を作ることで、いびき防止策となります。

いびき防止対策３：生活習慣の見直し

いびき防止策3は生活習慣を見直すことです。睡眠と健康は密接な関係にあるので、睡眠の質が下がると健康にも大きな影響が出てしまいます。

逆を言えば健康に気を付けることによって、睡眠の質を上げることができることもできるのです。

睡眠時にいびきをする要因として、肥満による脂肪がいびきの要因となっています。その他にも睡眠前のアルコール摂取や喫煙もいびきの要因となりますし、不規則な生活習慣も大きな要因となります。

いびきを防止するためには普段から生活習慣を見直し、健康的な生活を送ることが大切なのです。健康的な生活が遅れていないから肥満になることが予想されるので、まずは肥満によって体についた脂肪を落とすことを考えましょう。

肥満によって気道にも脂肪がついてしまったことで、気道についた脂肪によって空気の通り道が狭くなっていることが予想されます。dいびきを防止する方法はいろいろありますが、根本的な要因にもなり得る脂肪を取り除くことによって、いびきの予防にもなります。