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寝すぎは睡眠不足と同じくらい良くない!?

普段の生活で「あぁ、今日は3時間も寝坊した・・・」といった感じで、寝すぎてしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。

朝早く起きるつもりが、気づいたら昼過ぎ・・・ こんな時間まで寝てしまうと、その日のスケジュールは台無しに。

ただ、このような寝すぎに関してはしっかりと睡眠を取ることが出来て、体を休めることが出来たと解釈されるのが一昔前までの常でした。

しかし、近年の研究によって寝すぎというのも睡眠不足同様に健康にとっては決して良いものでは無いということが分かってきました。

「今日は休日だからしっかりと寝て、平日に備えて寝だめしておこう。」

このように考えてた人は要注意!

睡眠時間を長くすることによって、せっかくの休日の自由な時間を少なくしているのに加えて、寝すぎによる健康リスクも抱えることになってしまいます。

下記では寝すぎの健康リスクについて触れていきますが、寝すぎが長期間続くと寿命が短くなる可能性もあります。

寝すぎについては百害あって一利無しということが出来ます。

寝過ぎにも種類がある!

先ほど寝すぎは睡眠不足と同様に健康面のリスクがあるという話をしてきました。

このような寝すぎにもいろいろな原因があり、すべてをひとくくりにして同じ扱いにすることはできません。

ここでは寝すぎてしまった原因として考えられるものを挙げたいと思います。

例えば、昨日激しく運動した疲れが残っていて、その次の日はぐっすりと寝てしまったという場合、このケースは寝すぎでも健康的なものになります。

体を酷使した疲労を回復するために一過性で睡眠時間が増加したというだけで全く心配する必要はありません。

しかし、体の疲労で寝すぎてしまっている場合は問題はありませんが、同じ疲労でも心の疲労で寝すぎてしまっている場合があります。

普段の仕事はデスクワークで体を動かさないのに、残業が続いて疲労がたまっているといったような場合です。

このようなケースで休日はいつも寝すぎてしまうという場合は注意が必要です。

この場合には精神的な疲労がたまっているサインなので、さらに状態がひどくなると精神疾患のような症状につながる場合もあります。

また、これ以外にも自律神経のバランスが崩れている、ホルモンバランスが乱れている、栄養バランスが崩れているという原因も考えられます。

寝すぎによって出る症状がある!

では、寝すぎによって発生するリスクとはどのようなものがあるのでしょうか。

寝すぎによって良くみられる症状の代表例は頭痛になります。

頭痛には主として二つのケースがあるとされています。

一つは片頭痛と呼ばれている症状です。

これは寝ている間に血管が広がることが原因として考えられています。

寝ている間に血管が広がることにより、その広がった血管が三叉神経と呼ばれる神経を刺激することになります。

これにより、三叉神経は痛みの原因となる物質を排出するという働きをはじめて結果として頭痛につながってしまいます。

また、もう一つの頭痛のパターンは緊張性頭痛というもので枕などの寝具が自分の体に合っていないために、首が筋肉がリラックスできず、結果的にその筋肉の緊張が頭痛につながるというケースです。

また、頭痛以外にも腰痛や吐き気といった症状を覚えたり、そもそも長時間睡眠をとったことにより、逆に疲労感が増してしまうというケースも報告されています。

このように寝すぎには体調不良を引き起こすリスクがあります。

自分の睡眠を分析してみよう!

しかし、人によって自分自身の体に合った睡眠時間というものは違います。

良質な睡眠をとった場合であれば、6時間睡眠で元気に活動できるという人がいるかと思えば、どんなに良い睡眠をとったとしても8時間睡眠をとらないと日中の眠気が消えないという人もいます。

このような自身の睡眠パターンをつかむためには一定期間自分自身の就寝時間・起床時間を記録するということを続けてみるとよいでしょう。

1ヶ月も継続していると、大体自分が健康に過ごせる目安となる睡眠時間を把握することができます。

また、同時に何時に布団に入って、何時に起床するパターンが自分に合っているかという自分に合った睡眠パターンも把握しておきましょう。

なお、睡眠パターンについての注意点としては極力日付が変わる前に布団に入るということです。

24時〜2時はもっとも成長ホルモンが分泌される時間であると分かっており、この時間にしっかりと睡眠をとっておくことが睡眠の質を工場させるポイントにもなります。

目覚まし時計で寝すぎ予防!

寝すぎを予防するために効果的な対策としては目覚まし時計を使った対策になります。

まずは目覚まし時計のアラームを90分おきにかけておくこと。

大体人間は睡眠に入ってから90分サイクルで睡眠が浅くなっている時間が訪れるとされています。

この時間にはすんなりと目覚めることが出来るケースが多いとされているため、90分サイクルで起きる時間を調整するようにしましょう。

なお、1度のアラームでは2度寝してしまう可能性もあるので、6時間後に1つ、7時間半後に2つといった形で2つアラームをかけておくとよいでしょう。

また、布団から出ないとアラームを止められない位置に目覚まし時計を配置するというのも良い方法です。

また、プライバシーの面で問題が無い環境であるなら、カーテンを開けたまま寝るというのもおすすめの方法になります。

カーテンを開けたままにして寝ると、日の出と共に日光が部屋に差し込んでくることになるので、日光で目が覚めるという本当に健康的な目覚め方をすることが出来ます。