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禁煙すると太るってほんと？

まず最初に、禁煙をして太るのはほんとうなのかということですが、これは事実のようでかなりの方が体重が増えたことを実感しているようです。

では、なぜたばこをやめて健康になったのに体重が増加してしまうのでしょうか？

そこにはたばこを吸うことをやめたことから体に起こるメカニズムがあるのです。

第一に、たばこを吸っている人は口寂しさをたばこが紛らわしてくれているということがあります。

それをやめることによって口寂しさをアメやチョコレートなどのお菓子等で補ってしまうのが原因の一つになっているのです。

またたばこに含まれているニコチンには人間の食欲を減退させる作用があるので、今まではあまり食事をしてもたくさん食べなかった人がたばこをやめてからニコチンの作用が働かないために食欲が今までよりも増進して多く食べるようになったり、たばこを吸っていた時には鈍くなっていた味覚などの味に対する舌の感覚が本来の力を取り戻すので食事がそれまで以上においしく感じるため食事量が増えることも多く、それらが理由でがなりの人が禁煙後に太ってしまうようです。

間食を上手にとろう！

せっかく禁煙して健康になったのに太るのは嫌ですよね、そのためにもまずは禁煙した時に起こる口寂しさを紛らわせる方法を試していきましょう。

まず、アメなどのお菓子を摂取することを控えなくてはいけません。

今までの癖で、無意識に口寂しい時にたばこを吸ってしまうことがあった人にもこれは多いことなのですが、たばこをやめて以降自分でもあまり意識せずに近くに置いてあったお菓子類等を食べてしまい、それらが積み重なって体重増加している人も結構いるようです。

そんな場合はどうすればいいのかというと、いきなりたばこをやめて口寂しさを紛らわすお菓子も同じようにやめるとストレスがかかってしまいます。

そうならない為には糖分の控えたものを口寂しい時には間食するように心がけましょう。

スルメなどの長いこと口の中で噛んでいられるものや鉄分が豊富なプルーンやナッツ類などは健康にも効果的なのでお勧めです。

特にガム類は、むし歯対策にも良いうえに最近は味が長続きするものやキシリトール配合のものもたくさん販売されているので一石二鳥で特にお勧めですよ。

よく噛んで食べることも大切！

たばこをやめてから、今まで以上にごはんが美味しくて、秋でもないのにたくさん食べてしまって太ってしまった…という話をよく聞きます。

これは今まで、たばこの成分で弱っていた消化能力がもとに戻ることが理由でもあります。

また、たばこには体が食物の栄養成分をきっちりと吸収するのを鈍くしてしまう力があるのでそれが回復するのも原因です。

どちらも体がもつ本来の力を取り戻しただけなのにそれが理由なのは少し皮肉ですよね。

しかし、これも正しく対処をすれば体重を増やさずに禁煙できるです。

それにはやはり食事の基本ではありますが、よく噛んでから食べ物を飲みこむことも大事になってきます。

よく噛むことによって人間は脳にある満腹中枢が刺激されて比較的少量の食事でも満腹になったという満足感を味わえるようになっているのです。

また人間は食べ始めから2０分ほどたつと自然と満腹になってきたという指令が脳から送られてもくるので、この二つの作用ををうまく利用して禁煙に励みましょう。

時間をかけてよく噛んで食べることによって体の消化吸収自体にもいい効果をもたらしますよ。

ストレス解消方法を探そう！

たばこを吸う人に、なぜ禁煙できないのか、と聞いてみると口寂しい時に吸ってしまうのが原因というもの以外にも、何かむかむかとすることがあって、そのストレスを解消するためにたばこを吸っているというのも聞かれます。

このような場合の人が禁煙した時にも、たばこの代わりに食べること自体がストレス解消につながって太ってしまうことも多いのです。

では、食事以外にどのようなことをすればストレス解消に役立つのでしょうか？

これはやはり人それぞれに違いはありますが、読書やドライブ、それから好きな番組を録画していたのを観たりと様々なものがあるのですが、せっかく禁煙しているのだからついでに健康にも一役買っていることがお勧めです。

それにはやはり体を動かすスポーツが一番です。

いきなり激しい運動をすると長続きしないので、最初は軽くウォーキングなどから始めることがいいでしょう。

筋力がつけば体力も底上げできるうえに、禁煙によって少し食事量が増えた位でもスポーツをすることによって代謝量が上がるので、太りにくくなるため体にもいいすごくお勧めの方法です。

ニコチンパッチやニコチンガムを使う方法もある！

たばこを吸うのをやめることによって、体内のニコチンが不足してしまい、それが理由でイライラして、結果的に太ってしまう人も多くみられます。

これはやはり、たばこの代わりに食事量が増えるのも原因なのですが、それよりもニコチンそのものに対する依存が禁煙することによって症状となって表れてイライラに繋がってくるのが主な理由です。

このような場合は、上記に書いたような方法だけでは禁煙と体重増加を防げません。

こういう場合に一番効果的なのは「ニコチンパッチ」や「ニコチンガム」を使っての禁煙方法です。

ニコチンパッチは、体に貼ることによってニコチンが摂取できるので、たばこを吸いたくなる欲求を抑えてくれる効果があり、ストレスもかかりません。

また、ニコチンガムも噛むことによって同じような作用が働くので、自分に合った方法で禁煙できます。

これはニコチンに対する中毒性が強い場合によく効き目がある方法なので、徐々に量を減らしていくのが理想的な使い方になっています。どちらも薬局で売っているので手に入りやすく便利なのもポイントですよ。